7月のマーケット ハイブリッドだけではない!
掲載 更新 carview!
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2カ月連続で2万台以上を売り上げた「トヨタ プリウス」、月平均で7777台と月間販売目標5000台を軽く上回る「ホンダ インサイト」をはじめ、「レクサス HS250h」、「RX450h」を含めた燃費性能に優れるハイブリッドカーが大人気。低迷していた国内市場の起爆剤となっている。まさにトヨタ、ホンダに先見の明があったわけだが、他メーカーも手をこまねいているわけではない。例えば燃費向上策の一つとして、新しいアイドリングストップ機構を採用した「マツダ アクセラ」も好調に売れているのだ。
フルモデルチェンジ直後の6月は2713台で前年同月比217.0%、7月も3826台で252.5%と、ミディアムクラスの5ドアハッチバック&セダンとしては絶好調。発売後1カ月の受注も7640台と月間販売目標2000台の約3.8倍を記録し、7月末時点では9300台と順調な滑り出しとなっている。受注の内訳は、5ドアハッチバックのスポーツが約7割、セダンが約3割。アイドリングストップ機構i-stop(アイストップ)搭載の2リッターモデルは全体の半分を占め、燃費に対するユーザーの注目度がうかがえる。またアクセラは海外名マツダ3として、順次海外市場に投入され、6月に発売されたオーストラリアではマツダ3として過去最高の月間販売台数を記録した。
マツダ全体では7月単月で1万5142台と、前年同月比88.6%、1~7月の累計で7万5335台、前年同期比70.9%と依然として苦戦しているだけに、受注が順調な国内はもちろん、輸出が本格化するアクセラ(マツダ3)の売れ行きは、今後のマツダを左右しそうな状況だ。
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