「カマロ」マイナーチェンジでエクステリア変更 V8の「SS」は10速AT搭載
掲載 更新 carview! 写真:編集部
掲載 更新 carview! 写真:編集部
ゼネラルモーターズ・ジャパンは「シボレー カマロ」のマイナーチェンジモデルを11月22日(木)より販売開始しました。大きく変わったのはフロントとリアのエクステリア。また6.2L V型8気筒OHVエンジンを搭載する「カマロ SS」には10速オートマチックトランスミッションを搭載しました。
フロントマスクはフロントグリルとアンダーグリルが一体化したデザインとなり、シボレーのトレードマーク「ボウタイ」マークはその中央に設置されました。また、その「ボウタイ」マークを空洞化し、走行風が抜けるようにしたことでエンジン冷却性能が向上。長時間のサーキット走行では冷却水とエンジンオイル温度を1.2℃下げることができたそうです。
V8を搭載する「カマロ SS」ではエンジンフード中央部に大型のエア排出グリルを設置し、エンジンルームの冷却とエアロダイナミクス向上に貢献しています。ちなみに本国モデルのベースグレード「RS」は他のグレードとフロントデザインが違いますが、国内仕様の「LT RS」は安全法規対応のため、全グレード同デザインとなります。リアのコンビネーションランプはカマロ伝統の「デュアルエレメントデザイン」を踏襲し、LEDを採用した新デザインに変更されています。
ボディカラーには60年代に活躍したレースカーに塗られた「スノコブルー」にインスパイアされたという新色「リバーサイドブルーメタリック」を追加しています。
パワートレーンは、「カマロ LT RS」と「カマロ コンバーチブル」はこれまでと変わらず2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し(最高出力275ps/5500rpm、最大トルク400Nm/3000-4000rpm)、8速ATを組み合わせます。ハイパフォーマンスモデルとなる「カマロ SS」には6.2L V型8気筒OHVエンジンを搭載し(同453ps/5700rpm、同617Nm/4600rpm)、新型の10速ATを組み合わせました。ギアレンジを拡大したことで、高速走行時の低回転化を実現、またクロスレシオ化したことであらゆる速度域でパワーの最大化を果たしました。また、発進時のエンジン回転数やリアタイヤのスリップ率を選択することができる「カスタムローンチコントロール」や、駆動輪のグリップを最大化するバーンナウトに必要な「ラインロック機能」を標準装備しています。
インテリアは大きく変わっていませんが、「カマロ SS」にはリアカメラミラーを新採用しました。フレームレスデザインでズーム、角度調整、明るさ調整などがボタン操作で可能。フルハイビジョン同等の解像度で表示します。
価格は「カマロ LT RS」が529万2000円、「カマロ コンバーチブル」が615万6000円、「カマロ SS」が680万6000円となっています。ちらっと本国サイトを見てみると、ベースグレードの「RS」の車体価格が2万5905ドル、11月22日現在の為替は1ドル113円だったので、日本円にすると約292万円。2Lターボとはいえ、日本でも300万前後でカマロに乗れたら結構魅力的な商品なのではないでしょうか。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【MotoGP】マルティン、スペインGPスプリント勝利は棚ぼただった? マルケス転倒までは「2位を守ろうとしてた」
「高速降りずに泊まれる」のサイコー! 温泉&プール備わる豪華ホテルどこにある? 「ハイウェイホテル」と違う施設とは
34GT-Rが7700万円!? 日本のネオクラシックが海外へと流出する恐怖の「25年ルール」とは
マセラティのBEVシリーズ第3弾はカテゴリー最速のオープンモデル! 「稲妻」の名が与えられたグランカブリオ・フォルゴレ誕生
[弁護士に聞いてみた] 他人のナンバープレートをSNSにアップしたら、法律上問題があるのか?
考えナシのオーバーテイクが横行している! バニャイヤ、MotoGPスプリントレースで多発する接触に喝
【富士最高速チェック:GT500】ニッサンZが上位に。ホンダ・シビックは結果が分かれる/スーパーGT分析
早くも4車線化!? 浦和市街地―新大宮BP直結 埼京線つらぬく新道路 本領発揮へ!
ホンダ「軽バン “車中泊”仕様」実車公開! めちゃゴツすぎ「精悍SUV」のアウトドア仕様も登場へ! ホンダの最新4モデルが名古屋でお披露目
【フォーミュラEシーズン10 第8戦 モナコ】ジャガーのワンツーフィニッシュで日産ローランドは6位
約7億7000万円で落札されたブガッティ「シロン スーパースポーツ300+」の決め手は「走行距離408キロ」でした
【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1中国GP】際立っていたフェルスタッペンとノリス。ハミルトンが本領発揮
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!