サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > マーケット > 震災後、初のプラスに 8月のマーケット概況

ここから本文です

震災後、初のプラスに 8月のマーケット概況

ココも気になる! その2

前年同期比40.1%増と好調なボルボに注目

 国産車が昨年の補助金終了による駆け込み需要の反動や震災の影響で前年割れが続くなか、海外メーカー製輸入乗用車は今年の1~8月累計で12万3328台、前年同期比105.1%と堅調な売れ行きとなっている。ただVW、メルセデス・ベンツ、BMWのトップ3が前年同期比91.7%、101.9%、102.9%と伸び悩んでいるのに対し、4位アウディ、5位MINI、6位ボルボが120.4%、119.4%、140.1%と2ケタの伸びとなっているのが特徴だ。

 なかでもボルボは、昨年の年間販売台数でも7767台、前年比125.0%と好調だったにもかかわらず、数字を大きく伸ばしているのが注目される。ラインナップのなかで一番人気なのは50シリーズで、昨年は年間で2808台、前年比138.8%。今年1~6月の上半期でも1472台、前年同期比113.8%と伸びている。ただ今年の上半期に限れば、3月にセダン「S60」、6月にワゴン「V60」が投入された60シリーズが好調で、2149台と50シリーズを上回った。受注もS60、V60合わせて2000台を超え、当初の予定を早め、7月から2012年モデルの販売を開始したほどだ。このほか、「XC60」も昨年は133%増と大幅に伸び、ボルボ全体の13%以上を占める主力モデルに成長している。

 スウェーデンが本拠地のボルボは99年にフォードに買収されたが、フォードの経営不振により昨年8月に中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)に売却。経営が安定したことで世界市場でも販売が好調で、昨年は9.5%増の34万台強、今年は8月まで18.6%増の25万台強が売れている。来年には家庭用電源でも充電できるプラグインハイブリッド車を投入する予定など、定評ある安全性に加え、環境性能も手に入れようとしてるボルボから目が離せそうにない。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン