市販車ニュル最速タイムを記録した「ウラカン・ペルフォルマンテ」の実力
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ランボルギーニ・ジャパン
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インストラクターの乗るペルフォルマンテではない標準型ウラカンを、ジャーナリストが乗った3台のペルフォルマンテが1ラップごとに走行位置を入れ替えながら追走、最後のクールダウンを含めて4ラップするのが1スティント。
まず「ストラーダ」で走り始めると、ステアリングやスロットルのレスポンスがマイルドで、コーナーへの進入も脱出も強すぎぬアンダーステアに終始、乗り心地もけっこう柔らかく、安定した挙動を重視する公道用モードであることを感じさせる。
「ストラーダ」から「スポーツ」に切り替えると、ぐっと身が引き締まる感じで、すべてのレスポンスが素早くなる。駆動力配分が50:50から40:60に変わることから、コーナー脱出時には踏み方によってテールがムズムズする感触があって、緊張感がある。だがそれでも、コーナー進入の際のブレーキング時にはクルマの挙動がピタリと安定しているのは、まさしくALAの恩恵だろう。
さらに、サーキットを速く走るためのモード「コルサ」を選ぶと、またまた印象が変わる。身のこなしは「スポーツ」と同様にクイックでありながら、挙動は一段と安定していて、スロットルオフの減速時やブレーキング時はもちろんのこと、スロットルを踏み込んでコーナーから脱出する際にも弱いアンダーステアをキープし、素早く立ち上がっていく。エアロベクタリングも確実に効いているのだろう。
その一方、もうひとつのALAの効果で、高速でのスピードの伸びが素晴らしいことも鮮烈に印象に残った。2カ所で緩く曲がりながら続くホームスタンド前のストレートでは、インストラクターのクルマを追って6速で全開をくれると、自然吸気V10が頭の後ろで刺激的な爆音を奏でながら想像以上の勢いでスピードを上げていき、デジタルメーターの数字は軽く260を超えようとしていた。
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