軽の販売台数が10月度過去最高。ランキング上位独占 【マーケット概況・10月】

軽自動車がトップ5を占める

10月の乗用車ランキングは、首位「ホンダ N-BOX」の快進撃が続いている。2位には、9月に「ムーヴキャンバス」に改良を実施した「ダイハツ ムーヴ」が前月の6位から順位を上げてきた。そのわずか7台差で3位「スズキ スペーシア」がランクイン。これに4位「ダイハツ タント」、5位「日産 デイズ」と続き、軽自動車がトップ5を独占した。

6位には「トヨタ アクア」が入った。登録車トップだった「日産 ノート」に対して4ヶ月ぶりに順位を逆転し、登録車の第1位に躍り出た。また「トヨタ シエンタ」も15位から7位へと大幅に順位を上げ、登録車中2位に入った。日産ノートは総合8位、登録車中3位だった。

このほか興味深い動きとしては、「カローラ」シリーズ（8644台）と「プリウス」シリーズ（8792台）がここ数ヶ月、接近戦を演じている。カローラは、ハッチバックのカローラスポーツがじわじわと台数を伸ばしており、10月はシリーズ全体の約36％を占めた。また、前月にトップ20から姿を消していた「トヨタ クラウン」と「トヨタ C-HR」が巻き返し、それぞれ15位と20位に入った。