新型HVは軒並み好調 ボディタイプ別の売れ筋
掲載 更新 carview!
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今回は11月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では24万5764台で、前年同月比は68.9%と3カ月連続のマイナス。下げ幅も前月より4.4ポイント拡大した。ボディタイプごとの合計では、クロカン・SUV部門とクーペ・オープン部門を除いて前年割れだが、とくにミニバン・1BOX部門が4万2004台、前年同月比52.9%と、最大の落ち込みとなった。
ただし、3年連続ミニバン年間販売台数No.1の「日産 セレナ」が11月8日にモデルチェンジされたが、販売開始が11月29日だったため、11月単月では2541台、前年同月比72.8%減と大きくへこんだのが響いた形。新型セレナは発売約3週間で、月間販売目標5400台の約2倍となる1万91台の受注を集めているだけに、この傾向は11月限りかもしれない。
確かに新車購入補助金制度終了の反動減は大きいものの、「日産 マーチ」や「スズキ スイフト」などの新型車が前年を上回る売れ行きで、さらに10月に追加された「ホンダ フィットハイブリッド」が11月単月で9114台、11月発売の「日産 フーガハイブリッド」が発売1週間で月間販売目標200台の5倍超の受注となるなど、明るい兆しも見え始めている。また「トヨタ ラクティス」&「ヴィッツ」、「ダイハツ ムーヴ」といったニューモデルのスタートダッシュにも期待したい。それでは11月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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