パワーディーゼル搭載のM!やはり来たか!
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
今から8年前の2004年、ジュネーブ・モーターショーにおいてオペルは、直列レイアウトのビターボを備えた1.9リッター直4ディーゼルを搭載したベクトラを発表した。このベクトラは最高出力212馬力、最大トルク400Nmというスペックを誇ったが、車両価格を抑えるために可変タービン・ジオメトリーを省略するなどのコスト低減を行っていた。そのため設計が中途半端で、いわゆる"ドッカンターボ"になってしまい、結局当時はものにならなかったのである。しかし技術がそこで途絶えたわけではなく、195馬力、400Nmにディチューンされた2.0リッター直4が、現在もインシグニアのトップ・モデルに搭載されている。
しかし今回M社が5シリーズ・セダン/ツーリング(ワゴン)に積んだ最新技術満載のパワー・ディーゼルは、当時のオペルとは比べるべくも無い。プレミアム・ブランドのBMWに相応しい完成度に達しているのである。エンジンの回転フィールは非常にスムーズで、パワーもスロットルペダルの踏み加減にリニアに沸き上がる。標準で組み合わされているZF製の8速ATとのマッチングも素晴らしい。実際に走り出すと、あらゆる回転域でプッシングパワーを感じる、まるで大排気量V8ディーゼルのような力強さである。後方から聞こえてくるエグゾースト・サウンドも音程は低いが籠もっておらず、抜けるようなディーゼルらしからぬ澄んだ音色を聴かせてくれる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん?
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!