レヴォーグ最上級グレード「STI Sport」が好調【ボディタイプ別売れ筋・8月】

軽乗用車：ホンダ、ダイハツ、スズキの各モデルが市場を牽引

軽乗用車市場は8万8625台で、乗用車全体に占めるシェアは34.1％と前月から2.3ポイント上昇した。「日産 デイズ」および「三菱 eKシリーズ」が販売を再開したことに加え、ランキング上位モデルが市場縮小の波に飲まれることなく台数を伸ばしたことが主な要因となった。

首位は、「ホンダ N-BOX」。登録台数は前月比28％増の1万3276台とプリウス（1万5600台）に迫る勢い。2位「ダイハツ タント」は、N-BOXには及ばないものの、前月比5％増の1万0677台と伸長した。3位は「日産 デイズ」。前月比21％減と台数を減らしたが、順位は4位から3位へとアップした。

4位は前月比16％減の「スズキ アルト」。アルトはスポーツグレードや女性向けモデル、低燃費モデルと豊富なラインアップにより安定した人気を保っている。5位は同じスズキのトールワゴン「スペーシア」で、前月比32％増の勢いを見せた。

なお9月は、ムーヴにスタイリングにこだわった女性がメインターゲットの派生モデル「ムーヴ キャンバス」の登場や、「N-BOX SLASH（スラッシュ）」の改良などが予定されている。軽乗用車の勢いは今後も続きそうだ。