7月市場概況 補助金反動減に各社の対応は?
掲載 更新 carview!
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08年のリーマンショックによる経済停滞、10年の公的支援策によるV字回復、11年の東日本大震災やタイ洪水による供給不足など、ここ数年大きく乱高下してきた国内クルマ市場。今年は昨年末に導入されたエコカー補助金と供給量アップなどにより、1~7月累計で346万481台、前年同期比51.0%増とリーマンショック前の07年をも上回る販売ペースとなっている。とはいえ、補助金終了による反動減も不安視されるところだが、7月の「トヨタポルテ/スペイド」の投入を皮切りに怒濤の新車ラッシュで乗り切ろうとしている。
ポルテ/スペイドの月間販売目標はともに4000台で、7月はほぼ1週間しか販売期間がなかったが、スペイドが2042台とまずまずの滑り出しとなっている。そして8月に入り、三菱が「ミラージュ」、日産は「セレナSハイブリッド」を発表。ミラージュはすでに5600台の受注を集め、12年度中の販売目標3万台達成を目指し、セレナはSハイブリッド効果で年内10万台(1~7月累計で6万2320台、昨年は年間で8万4359台)を狙うという。
このほか年内に限ってみても、トヨタが先日公開された「レクサスLS」のマイナーチェンジと「クラウン」のモデルチェンジ、日産が「ノート」、「ティーダラティオ」、「ブルーバードシルフィ」のモデルチェンジ、ホンダが軽Nシリーズの派生モデルの投入と「アコード」のモデルチェンジ、マツダが「アテンザ」のモデルチェンジ、スバルが「インプレッサXV」の投入と「フォレスター」のモデルチェンジ、三菱が「アウトランダー」のモデルチェンジ、スズキも予定を早め、9月にも「ワゴンR」をモデルチェンジするなど、各メーカーとも積極的にニューモデルを展開する見通しだ。
補助金という他力ではなく、ニューモデル投入という自力で市場を盛り上げようとしているだけに、ニューモデルの出来もさることながら、その売れ行きにも注目したい。
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