ランボルギーニ初のHV「シアン」発表。0-100加速は2.8秒。限定63台はすでに売り切れ
2019/09/11 12:05 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
2019/09/11 12:05 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
IAAフランクフルトモーターショーでランボルギーニが発表したシアン。イタリア・ボローニャ地方の言葉で「稲妻の閃光」を意味するネーミングが指し示すのは、ランボルギーニ初のハイブリッドスーパースポーツカーであり、歴代ランボルギーニ最速モデルだ。
搭載されるエンジンは6.5リッターV12/NAで、785hpを発揮。ギアボックス内に組み込まれた48Vのeモーターは34hpを発揮し、ハイブリッドシステム合計では819hpを発揮する。リチウムイオンバッテリーではなくスーパーキャパシタを採用しており、これは同等のリチウムイオンバッテリーよりも3倍軽量で、同重量であれば3倍パワフルだとのこと。eモーターは自動的に切れる130km/hまで必要に応じてトルクフルに加速をサポートする。とりわけ発進時にはギアチェンジのタイムラグを埋める効果を発揮。0-100km/h加速性能は2.8秒以内という歴代モデル最速をマークする。最高速度は350km/h以上だ。
ボディデザインはアヴェンタドールの骨格こそ継承しているものの、フロントライトやドアのNACAエアインレット部分にはYシェイプが用いられ、レーシングカーのようなエアロウィングに至るまでまったくの別物。フローティング型の6個の六角テールライトはカウンタックをインスパイアしているのだという。リアサイドの垂直尾翼のようなエアロウィングにはランボルギーニの創業年を表す63の数字が描かれ、その数字と同じ限定生産台数はすでに完売とのことだ。
新型フィット試乗。プラットフォームを刷新しなくとも好印象の仕上がり
メルセデス・ベンツ、新型GLAを本国で発表。よりワイド&トールになりSUVらしさを前面に押し出した
新型ゴルフはコネクト性能でライバルを圧倒。トヨタの技術者は3~5年遅れを取ったと危機感を強めた
メルセデスGLBはシカクいデザインが新鮮な3列シートのSUV。GLCに届きそうな価格が悩ましい
ポルシェ タイカンの電動快楽は911のエンジン快楽を逆転したかもしれない
MINI史上最速、ジョンクーパーワークスGPの新型が発売。0-100km/hは5.2秒、最高速265km/h
コペン GR SPORTは上質な乗り味を得てその間口を広げた
個性派ルノー トゥインゴが乗り心地を大きく改善。フランス車の味が残る貴重な存在に
N-WGNは見た目よし走ってよしの隙がほとんど見当たらない国民車だった