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8月のマーケット エコノミー?エコロジー?

乗用車全体で13カ月ぶりに前年を上回る!

軽自動車は依然マイナスだが、輸入車も16カ月ぶりにプラス

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した8月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽乗用車を含め、国内で販売された乗用車全体では26万3524台で、前年同月比は103.2%と13カ月ぶりに前年を上回った。今年4月から実施されたエコカー減税とスクラップ・インセンティブ効果のある新車購入補助金制度が実を結んだわけだが、商用車は前年同月比33.8%減と不振が続いており、クルマ市場全体が活性化したとは言い難いのも事実。8月はもともとクルマが売れる月ではないこともあり、来月以降もプラス基調となるのか要注目だ。

 輸入車と軽自動車を除く3/5ナンバーの国産乗用車は16万9170台で前年同月比108.1%(日産デュアリス輸入分含む)と、2カ月連続のプラス。メーカーごとの合計では、スバルとスズキ以外は前年を上回り、前月同様、トップ5を独占したトヨタ(1位プリウス、3位ヴィッツ、5位パッソ)とホンダ(2位フィット、4位インサイト)は113.9%、114.0%と2ケタの伸びとなっている。一方のスバルは前月、月間販売目標3000台を大きく上回る売れ行きだった「レガシィ」が1736台と伸び悩み、スズキは主力モデルの「スイフト」が3143台で前年同月比72.5%と5カ月連続で2ケタのマイナスになったのが響いた。

 また軽乗用車は8万3758台で前年同月比94.0%と9カ月連続の前年割れ。ただ下落率は2カ月連続でひとケタ台となり、下げ止まり傾向が顕著となった。

 15カ月連続で前年同月比のマイナスが続いていた輸入車(乗用車のみ)は、日本メーカー製を含む全体では1万602台で前年同月比100.3%と16カ月ぶりに前年を上回った。海外メーカー製のみでは1万38台で98.3%と依然としてマイナスだが、「スズキ スプラッシュ」が481台と月間販売目標500台レベルで推移していることが全体を押し上げた。海外メーカーブランド別乗用車ランキングでは、11カ月連続トップのVW(フォルクスワーゲン)をはじめ、3位BMW(MINIを除く)、4位アウディが前年を上回る伸びとなったが、2位メルセデス・ベンツは91.1%と苦戦。1~8月の前年同期比でも70.4%と状況は厳しい。メルセデスなどのプレミアムモデルがもう少し売れてくると、復調傾向も確実なものになるはずだ。

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