アテンザ vs レガシィ、軽の燃費競争も過熱
掲載 更新 carview!
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今回は6月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽自動車、海外生産の輸入車含む)全体では34万9787台(概数含む)、前年同月比85.9%と2カ月連続で2ケタのマイナスとなり、10カ月連続で前年を下回った。1~6月の上半期累計でも217万8590台、前年同期比90.5%と前年割れだが、東日本大震災前の10年上半期と比べると、同期比99.8%でほぼ同等の売れ行きになっている。
ボディタイプごとの合計では、昨年末の「トヨタ クラウン」のモデルチェンジ以降、6カ月連続で前年を上回っているセダン部門を除き前年割れで、クーペ・オープン部門の58.2%減を筆頭に、ミニバン・1BOX部門32.1%減、ハッチバック部門21.3%減と大きく落ち込んだ。上半期累計では前年同期比21.9%増のセダン部門以外でも、軽乗用車が225台前年同期を上回り、クロカン・SUV部門も同96.8%とほぼ前年並みをキープした。
セダンに加え、軽乗用車、クロカン・SUVが堅調な売れ行きだったのは、やはりニューモデルの存在が大きい。それだけにエコカー補助金の反動減から早期回復を図るためにも、各メーカーともニューモデル投入に積極的だ。トヨタは8月の「カローラハイブリッド」を皮切りに、「クラウンマジェスタ」、「ハリアー」、「ノア/ヴォクシー」、ホンダも「フィット」、「オデッセイ」、「ライフ」、日産は「スカイライン」、「エクストレイル」など売れ筋モデルが続々デビュー予定。今後の情報をしっかりチェックしてほしい。それでは6月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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