マーケット概況、ディーゼル&PHEVが台頭!
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今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車総数は41万2890台、前年同月比は91.9%(貨物車、バスを含む新車総販売数は47万7380台、前年同月比91.9%)で、3カ月連続で前年を下回った。下げ幅がここ3か月では最大の8.1%減となり、昨年エコカー補助金効果で盛り上がった反動とはいえ、リーマン・ショック前の08年2月と比べても3.8%減と、やや減速感が強まった印象だ。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(輸入車扱いの日産マーチ2843台、日産ラティオ762台、三菱ミラージュ1409台は含む)は24万2174台で、前年同月比は85.5%と2カ月連続の2ケタ減となった。メーカーブランド合計では、9カ月連続で前年を上回り、売れ行き好調のスバル、6カ月連続プラスの三菱、3カ月連続増のレクサス、2カ月ぶりにプラスに転じたマツダ以外は前年割れで、ホンダが43.0%減、トヨタも15.1%減と大きく落ち込んだ。ホンダは単月の過去最高記録を更新した軽乗用車を含めても13.7%減で、トヨタ(軽乗用車を含めると、15.0%減)とともに2カ月連続で2ケタ減が続いている。
月間ランキングでは、「トヨタ アクア」が2万4526台で5カ月連続トップ、軽乗用車を含めた乗用車全体でも5カ月連続トップで、2~5位の「トヨタ プリウス(α含む)」、「日産 ノート」、「ホンダ フィット(シャトル含む)」、「日産 セレナ」のベスト5も2カ月連続で変動なし。前月8位にジャンプアップしてきた「トヨタ クラウン」は2ランクアップの6位、「三菱 アウトランダー」が29位と、三菱車としては昨年9~11月の「ミラージュ」以来、久々のベスト30入りを果たした。
軽乗用車は15万1271台で、前年同月比102.6%(貨物車を含めた全体では18万4927台/同99.2%)と17カ月連続のプラス(全体では2カ月ぶりのマイナス)。車名別では、「ホンダ N BOX(+含む)」が2万2353台で5カ月連続トップ。「ダイハツ ムーヴ(コンテ含む)」も2万206台で2カ月連続の2位につけた。
輸入乗用車は海外メーカー製のみでは1万9023台、前年同月比は105.0%(日本メーカー製を含む輸入乗用車全体では2万4459台/同104.1%)で10カ月連続で前年を上回った。海外メーカー製ブランド別乗用車ランキングではVW(フォルクスワーゲン)が5626台、前年同月比8.7%増で2カ月連続トップ。2位メルセデス・ベンツ3155台、3位BMW(ミニを除く)2451台、4位アウディ2188台、5位ミニ1171台の上位5ブランドに変動はないが、BMWとミニが3.5%減、11.6%減と前年を下回るなど、やや勢いに陰りが見え始めたのが気になるところだ。
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