N-BOXがプリウスを抜き首位へ。ムーヴキャンバス初登場【マーケット概況・9月】
掲載 更新 carview!
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乗用車ランキング(軽乗用車含む)は、10ヶ月ぶりに首位が入れ替わった。2015年12月以降、首位に立ち続けてきたプリウスを、ホンダ N-BOXが上回った。N-BOXの登録台数は前年比17%増の2万0406台で、2万台の大台を超えた。8月にN-BOXに設定した特別仕様車や、9月中旬の「N-BOXスラッシュ」の一部改良などが功を奏した。
プリウスも登録台数は2万0043台と2万台を超えたが、N-BOXには363台及ばず、2位に甘んじた。プリウスは来月以降に反撃に出るのか。それともN-BOXがこのままプリウスを引き離すのか。10月以降のランキングの行方を見守りたい。
3位には「トヨタ アクア」が入った。登録台数は1万5493台で、前年より15%減少しているものの、定番コンパクトカーとして高順位をキープしている。4位は1万2290台の登録台数を達成した「トヨタ シエンタ」。新型の発売直後だった前年の実績を9%上回る健闘を見せた。5位と6位には軽乗用車の「ダイハツ タント」と「日産 デイズ」が続いた。
このほかトップ20で注目は、16位にまで浮上してきた「日産 セレナ」と18位の「ダイハツ ムーヴ キャンバス」。セレナは新型に切り替わってからトップ20入りは初めて。発売1カ月となる9月末の発表によると、受注は2万台を超えており、10月以降はさらに順位を上げてくるかもしれない。また、「ムーヴ キャンバス」もランキング初登場。感度の高い女性をターゲットに、ムーヴとは独立した車種としてリストに登場。9月に入ってからの発売だったが、本家ムーヴの5250台を上回る6258台を登録した。

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