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レースは結果が全て、は違う。ポルシェとトヨタの死闘にはル・マンの神髄があった

レースは結果が全て、は違う。ポルシェとトヨタの死闘にはル・マンの神髄があった

ポルシェAG

レース文化を盛り上げ続ける彼らに敬意と感謝を!

誤解がないようにいっておくと、だからモータースポーツに参戦するなんて意味がないと言ってるわけじゃない。むしろ逆で、世界最高峰の場で戦い、勝利を手にしたいという強い想いの発露は、自動車メーカーにとって宝のようなものだと思う。もちろん、それが彼らのクルマ作りに活かされればこんなに嬉しいことはない。が、たとえそうでなくても、モータースポーツという素晴らしいスポーツを盛り上げている主役として僕は敬意を示したいし、感謝もしたい。そして彼らには「勝ち逃げ」も「負け逃げ」もせず、モータースポーツという素晴らしい文化を継続的に背負っていってもらいたい。

かつてカルロス・ゴーン氏にインタビューをしたとき、モータースポーツに対する考え方を聞いた。ゴーン氏の答えは次のようなものだった。「勝てなければやる意味はない」。勝つために全力を出し切れ、という意味であれば正しいが、「勝てなかったら撤退」というニュアンスが強かったため、僕は違和感を覚えた。絶対に勝ちたかったらワンメイクレースをやるしかない。誰かが負けても勝つのは結局同じメーカーのクルマだからだ。

とはいえ、世知辛い世の中である。莫大な資金が必要なモータースポーツは常に抵抗勢力からの撤退要請に晒されているのが現実だ。もし今回のコラムに少しでも賛同していただけたなら、そしてクルマを買うとき、同じぐらい欲しいクルマがあって迷ったら、モータースポーツに積極的に参戦しているメーカーのクルマを選んで欲しいなと思う。

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