コンパクトSUV RVRがついにデビュー!
掲載 更新 carview! 写真:齋藤 正
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三菱からアウトランダーより一回り小さい新型SUV「RVR(アールブイアール)」がデビュー。質感高い内外装と十分な居住性、SUVならではの高い走行性能を併せ持ち、全車でエコカー減税50%に適応するなど環境性能の高さもアピールする。車両価格は178万5000円(FF)~244万9650円(4WD)、競争力の高い価格にも注目だ。
アウトランダーをベースに開発されたRVR。ボディサイズは全長4295(-345)mm×全幅1770(-30)mm×全高1615(-65)mm、ホイールベースは2670(±0)mmと、コンパクトながら大人4人が快適に過ごせる高いパッケージングを実現している。※()内はアウトランダー比較値。ちなみに日産デュアリス比では、全長-20mm、全幅-10mm、ホイールベース+40mm。
デザインは都会的な洗練感とキビキビと走る躍動感を表現。フロントマスクにはギャラン フォルティスから採用される三菱のデザインアイコン“ジェットファイターグリル”を採用し、SUVの力強さを強調した。サイドはエッジの効いたキャラクターラインで躍動感を表現。後方に行くにつれて緩やかに下がるルーフラインは空力特性にも寄与しており、CD値0.33はSUVカテゴリとしてトップクラスとなる。インテリアはブラック基調で、随所にシルバーのアクセントを施したスポーティなテイスト。インストパネル前面やドアトリム周りなど手の触れる部分にはソフトパッドを多用して質感を高めた。上級グレードの「G」はパドルシフトを装備。本革シートの設定も有る。リアシートは6:4分割。
ボディカラーは清流に生息する翡翠(カワセミ)の羽の色をイメージした「カワセミブルーメタリック」か「チタニウムグレー」など全8色。
エンジンは、ギャラン フォルティスにも搭載される1.8リッターMIVEC(可変バルブタイミング機構付き)を採用。ピストンスカートの樹脂コートやピストンリングの張力を低減するなどエンジン内部のフリクション低減を図ることで燃費を向上。減速エネルギー回生システムも採用し、10・15モード燃費でFF車は15.2km/リッター、4WD車15.0km/リッターを達成。全グレードでエコカー減税50%に適合する。トランスミッションは6速スポーツモード付きCVT。ロックアップ領域の拡大を図ると共に、燃費向上レシオパターンを設定し、パワートレーン全体で燃費向上を目指した。
足回りはフロント:マクファーソンストラット式、リア:マルチリンク式。アウトランダーをベースにRVR専用にチューン。車両サイズや重量にあわせてショックアブソーバーの減衰特性、スプリングのバネ定数、スタビライザー径を最適化している。タイヤ&ホイールは215/65R16、上位グレードは215/60R17。
4WDシステムはアウトランダー譲りの電子制御4WDを採用。ドライブモードセレクターで、燃費重視の「2WDモード」、全ての路面状況で4WD性能を発揮する「4WDモード」、より後輪へのトルク配分を増やし雪道や悪路で安定した走りを提供する「4WDロックモード」が選択可能。ヒルスタートアシスト&横滑り防止のASCは、4WD車に標準。2WD車にメーカーオプション設定される。
また上位グレード「G」で三菱車初となるプッシュ式スタートボタンを採用する他、パノラマガラスルーフ、7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション、ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステムなど全車に充実した快適装備が設定される。
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