スイフトスポーツのフル加速について質問です。 6ATのスイスポは0〜100km/hを6.23秒なのに、MTだと7.40秒でした。これはMTの操作が未熟だからでしょうか。

Answer 1

いいえ。
今では、ＡＴの方が動力性能に優れる面もあるのです。

理由としては、ＭＴの場合、クラッチを切っている時間は無動力で慣性運動するだけ、一方でトルコンＡＴの場合、変速中でも駆動力が伝わっているのです。
ＭＴで時速100km/hまで加速すると、３速あたりまでシフトアップしますが、変速２回分で合計２秒近く？無動力の時間があることに。この時間の間、トルコンＡＴは加速し続けています。
ＡＴの技術解説資料を読むと、横軸が時間、縦軸が駆動力で、変速中の駆動力の変化を現したものがあります。

ＤＣＴはトルコンＡＴと同じく駆動力が途切れず、クラッチレスのセミＡＴでも変速時間を短くするように開発されています。
現在のスーパーカーは、ＡＴばっかりです。


昔はトルコンＡＴと言えば、加速性能が低いものでしたが、原因は変速段数が３速、４速くらいしかなくギア比が離れ過ぎていたことに加え、エンジンの出力に応じて適切な容量のＡＴが選べなかった、種類が少なかったから、であろうと思いますよ。