アイシンAWと言えばATの世界シェアがナンバーワンだそうですが技術的にそんなに優れているのですか？

Question

トヨタ車のATは全てアイシンのATを搭載していて、そのトヨタもまた世界シェアナンバーワンだからアイシンAWはAT部門で世界シェアナンバーワンなんですかね？
世界的変速機メーカーと言ったらゲドラグやZFだと思いますがなぜAWがそんなに採用されるかわからないです。
やはり価格勝負なんですかね、品質至上などと言ってますがトヨタは80点主義の手抜きで有名なので技術的には特別優れてはいませんよね？

Answer 1

トヨタだけじゃないですよ。
色んな会社のＡＴを作ってますと言うか採用されています。
数年前からプジョーのＡＴもアイシン製に変わりました。
ようするに壊れにくいんですよ、AWのミッションは。
逆に言うと外国のMTが主流のヨーロッパの方ではATが壊れやすいのでMTを選んでいるという名残もあります。

ゲトラグが有名なのは基本マニュアルミッションです。
これを比べるならアイシンAIと比べた方がよいでしょう。

品質的には悪くないですよ？
不具合の出る比率がAWは少ないんです。
検査後の不良が見つかると怪しそうな時間帯の物は全て工場に戻ってきます。
デカイ専用のパレットに赤い札が付いてずら～り工場内の道路に並べられてそりゃ～壮観な眺めになります。一つの不良でこれだけ全部持って帰るのか？って現場を目にすると品質は良いのだろうなと思えますよ。

もと中の人なので多少ひいきはありますが中の人が自社製品を信用できるってのも中々無い事だと思います。

Answer 2

シェアが高いのはトヨタ以外とも取引しているから。
ＡＴに関しては世界一と言って差し支えないと思います。
ＣＶＴがいまいちなのは力を入れていないからです。
世界的に見ればＣＶＴなんてニーズは少ないので。

Answer 3

少なくともCVTはジャトコの方が優れています。ATはどうでしょう？
車でも(車でなくても)そうですが、売れていることと、優れていることはイコールではありませんからねえ。

Answer 4

トヨタ嫌いだからそう思うのでしょうね。どう思うかは勝手ですから。
なんでもかんでもトヨタは駄目で外国製ならいいって思ってる。

Answer 5

基板の製造業で検査員していましたが、TOYOTA関係の製品でアイシンのミッションに使う基板の検査は二番目に厳しかったです。
ちなみに一番厳しいのは医療機器関係の基板でした。

アイシンの製品でたった1つの不良が見つかったら、アイシンへ出張選別させられ、そこで全ロット再検査でした。
例えば不良が見つかったと連絡が入ったら、連絡が来た時点ですぐに出発する体制でしたよ。

ちなみにTOYOTAだけではなく、日産車にもアイシンのミッションは使われています。
BMWのミニもアイシンです。