ポルシェ ケイマン 987 2009年からの後期モデルのPDKはカタログ燃費やシフトチェンジのスピードなど総合的にMTに劣りますか？

Answer 1

MTよりはどちらも上でしょ。

PDKは７速なので、MTよりも１速多い。

７速は燃費走行用。高速巡航などで、エンジン回転数を落とすことが出来るので、明らかに高速燃費はあがりますよ。


シフトチェンジにかんしてもティプトロはゴミでしたが、
PDKはダブルクラッチなので、全然MTでの操作よりも明らかに早いです。
どうしてもMTはクラッチを切らなければいけないですからね。 ダブルクラッチは前後のギアを常に別シャフトで待機していますので、理論上、クラッチ断絶時間は０です。

ほとんどすべての場面でPDKのほうが人間のMT操作よりも早いです。
仮にプロレーサーがシフトでPDKに勝てるとしたら、２段まとめて落とす場合です。

ダブルクラッチは 簡単に言うと２本のシャフトをトランスミッション内で持ち、
各シャフトに１．３，５ もうひとつに２，４．６と奇数、偶数列に分かれています。

シフト短縮の理由は 片方のシャフトが入っている際に、もう片方を常に待機させることができることです。

しかし、それゆえに、シフトを飛ばすことができません。 ４速に入れているときに、シフト出来るのは待機シャフトの３，５のギアのみです。 つまり、今稼働しているシャフトの２，６にはダイレクトには入れることができません。

４速で加速が終わり巡航の６速に入れるときや、４速で加速鯛瀬に入るために２速に落とすときなどは、かならず、パドルを２クリックして、機械的にも必ず、間のギアを挟みます。

ATのセミオートモードなどは２クリックが速いと、２段下と判断して、一段飛ばしてシフトしますが、それがダブルクラッチではできません。
つまり、MT操作が早ければ、ギアをダイレクトに飛ばすことができるので、これにおいては勝つ場合があるかもしれません。とはいえ、それでも早いですから、一般人には真似はできないかなーと思います。

よって、PDKはほぼすべての面で、MTを上回ります。

それでもMTを選ぶのはまー間違いなく 速さじゃなく、操ってる感がある楽しさですね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！