プジョーとテスラの電気自動車ってそれぞれ性能的にどうなのでしょうか？

Question

日産と比べると良いですか？悪いですか？
意見お願いします。

Answer 1

プジョーは現在の日産EV「リーフ」と性能的には似たり寄ったり。ただ日本の充電規格「チャデモ」との相性があまりよくない車種もあるので、購入前に調べておく必要はあります。正規ディーラーが日本各地に展開しているので、誰でも試乗してちゃんと納得して買うことができます。

テスラは「性能」という言い方をするなら完全に次元が違います。動力性能・充電性能のどちらの面でも日産のEVとは比較になりません。動力性能は各社上位クラスのスポーツカーに匹敵し、専用の高速充電施設を使えば30分で300km相当の充電が出来るため事実上「普通の休憩時間だけで延々と走り続けられ」ます。高速道路を走る→急速充電→高速道路を走る、の繰り返しを何度やってもバッテリーの熱ダレを起こしたりはしないですし、高度に熱管理していることから実質的なバッテリー寿命は20万kmを軽く超えます。
ただしテスラは会社としての姿勢が「日本人が考える、誠意ある自動車会社の姿勢」とはまったく違います。サービス拠点や試乗サービス提供場所は日本でも数か所しかなく、納車も自分でそこまで行って引き取りに行くスタイル。細かい故障が一通り出終わってからがようやくカーライフの本番、高速充電設備網は「大都市の住人が地方に旅に行く」目的に特化していてそこからはずれた人にとっては利便性は大きく低下。
要するに、いかにもアメリカIT企業にありがちな「ユーザーの要望が多いところだけ対応する、会社側が想定しない使い方（しかも事前に説明はしない）してドツボにハマっても自己責任」な姿勢なんです。現状では「家に一台だけのクルマ」にテスラを選ぶのは一部の都市住人以外にはお勧めしません。なんかあった際に代替手段（別のクルマ、公共交通機関…）の確保ができないのでは困りますから。

ま、そんなところ。日産は基本設計を根本から改めテスラ車に匹敵する性能・能力を持つ新型EVを来年から発売していくそうです。「クルマは基本的に壊れないもの、ディーラーに電話すればあとは全部どうにかしてくれるもの」という認識でEVを使いたいのであれば、日産の新型を観てからにするべきでしょうね。