日産 ラフェスタ のみんなの質問

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ラフェスタ 4WD(CBA-NB30)を親戚の方から譲っていただきました。

ホイール・タイヤを入れ替えようと検討中なんですが、ホイールを選ぶときにオフセットやハブ径、ハブの高さなど気を付けて選ばないといけないようで、いろんなサイトを見て回ってってもなかなか CBA-NB30のホイール装着例が載ってません。
2WDのラフェスタは装着例があるのですが・・・・
そこでどんなサイズが入るのか
詳しくアドバイスして頂ければ助かります。
ちなみにホイールサイズは18インチ、17インチにしようかと思っています。

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まずは純正スペックから・・・

■ 純正スペック

・ホイール外径:15インチ
・リム幅:5.5インチ
・インセット:45mm
(上記を15×5.5J+45等と記載します)
・PCD×穴数:PCD114.3×5H
・ボルト径×ピッチ:M12×P1.25
・車体側センターハブ径:66.0mm
・ホイール側ハブ穴内径:66.1mm
・タイヤザイス:195/60R15(外径615mm)

上記スペックは集めるのに手間が掛かる内容ですので、どこかにコピーされておくとよいと思います。

■ 2WDモデルと4WDモデルの違い

ラフェスタの場合、4WDも2WDも基本的な純正ホイールスペックは同じです。違いは全高とリアサスペンションの形式ですね。★のついている部分が異なる部分です。

<全高:同グレード比較>
2WD 1600mm ★
4WD 1615mm ★
→4WDの方が15mm高い

<トレッド:同グレード比較>
2WD 前1480★/後1475
4WD 前1485★/後1475
→4WDの方が5mm前トレッドが広い

<リアサスペンション>
2WD トーションビーム式★
4WD トレーリングアーム式マルチリンク★

フロントサスペンションはストラットサスペンションです。車高やアライメントの違いで2WDと4WDで前輪トレッドが異なります。これは車高を落としてアライメントを取り直すと2WDと4WDの差はなくなります。但し、ノーマル車高のままツライチにする場合は4WDの方がフロントはハミ出しやすいかもしれません。一方、リアサスペンションは2WDも4WDも車高を落としてもネガティプキャンバー(車両を前後からみて「ハ」の字)になりません。

■ 4WDの注意点

ラフェスタは前後でタイヤ外径が同じ設定です。4WDモデルで前後に外径の異なるタイヤを履かせると、デフ類が過熱していき、最悪の場合は車両火災に発展する恐れがあります。タイヤサイズが同じでもリアのみ太いリムを履かせるのもNG。タイヤローテーションや空気圧の管理が縦横になります。

■ツラ出し

タイヤを外側に出っ張らせることをツラ出しといいます。
NB30ラフェスタの場合
純正15インチ(15×5.5J+45)を基準にすると・・・
前20mm/後25mmのツラ出しで車検対応のツライチ付近となります。以下、カッコ内がツラ出し寸法になります。17インチでも18インチでも計算は同じです。

この基準に当てはまるホイールは・・・
純正 5.5J+45(±0mm)
前 7.0J+44(+20.5mm)
後 7.0J+39(+25.5mm)

3センチ程ローダウンするともう少々ツラ出しできます。
純正 5.5J+45(±0mm)
前 7.5J+45(+25.4mm)
後 7.5J+40(+30.4mm)

クルマによっても個体差があり、5mm程度の誤差が出てしまうこもあります。また、装着するタイヤのサイズやサイドウォールの形状によってもツラ数ミリ変わってしまいますので、ツライチを目指す場合は必ず実測してホイールを決めます。

ベタベタのローダウンで、キャンバーボルトを入れて無理矢理ネガティブキャンバーをつけた車両の場合は、8.0J+22という事例もありました。以下ご参照ください。
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/259687/car/279269/profile.aspx
但し、純正のインセットが45mmですので、この値をあまり小さくすることはお勧めしません。サスペンションに大きな負荷となるためです。

■ 車高が先、ホイールは後

インチアップをすると目の錯覚でフェンダーの隙間がやたらと目立つようになります。それでローダウンをしたくなる人が多いのですが、実際には最初にローダウンをしてからホイール選びをする順番が正解です。ラフェスタの場合は、フロントサスペンションをローダウンするとキャンバー角やトレッドが変化するタイプ(ストラットサス)なので、ノーマル車高でツラを合わせても、ローダウンすると変わってしまいます(フェンダー奥に引っ込む)。まずは、ローダウンをしてから計測をして、ホイールのスペックを決めます。車検でハミ出してはいけない範囲の図を添付しますのでご参照ください。

■ センターハブ径

ラフェスタのセンターハブ径は66.0mmの凸です。純正ホイール裏中心のハブ穴の内径は66.1mmの凹という精度で設計されています。この凸凹を噛み合わせることで、ホイールセンターを合わせるだけでなく、路面の衝撃からハブボルトの折損を防ぐストッパーとなります。市販の社外ホイールはこのハブ穴が73.1mmとなっていくケースが多く、そのまま装着してもブカブカで噛み合いません。なのでその隙間を埋める「ハブリング」が必要になります。未だにハブリング不用という人がいますが、無視してください。ホイール側のハブ穴が73.1mmの場合は「73/66」というサイズのハブリングで大丈夫です。

■ タイヤ選び

タイヤは純正の外径に近いものを選ぶのが基本です。車検では時速40キロ時のメーターと実速度の誤差を見ています。その誤差をー22%~+6%以内でなければなりません。タイヤ外径が小さいよりも大きいほうが厳しいということですね。しかし、実際には外径は純正と同じか少し大きめの方が見栄えがよいです。ディーラーはさらに厳しく±3%以内に留めておく必要があります。以下、お勧めサイズですが一点注意があります。

<推奨サイズ>
純正15インチ:195/60R15 91 615mm
候補17インチ:205/45R17 84/88XL 616mm
候補18インチ:225/35R18 83/94XL 614mm

注意点とは、上記で225/35R18 83/94XL の「83」とか「94XL」と書かれている部分。これがロードインデックスです。これは耐荷重能力を示すもので、タイヤ内の空気の容量が大きいほど高い耐荷重能力があるため、より高いロードインデックスが割り振られます。インチアップをするとホイールの体積が増える代わりにタイヤ内の空気容量が減るため、ロードインデックスが下がります。その耐荷重能力の低下を補うために空気圧を高めるのですが、通常のタイヤ(日本のJATMA規格)では240kPaが性能保証の上限です。そこでタイヤメーカーではもっと高い空気圧を入れることで、さらに高い耐荷重性能を得られる「エクストラロ-ドタイヤ」(=レインフォースドタイヤ)というものを設定しています。これは欧州のETRTOの規格なのですが、上記で「XL」と書かれているのがそれにあたります。従って、今回205/45R17を選ぶならば 84ではなく88XLを、 225/35R18 を選ぶならば83/ではなく94XLを選んでください。但し、少し高めの空気圧を入れる必要があります。

長くなり失礼いたしました。何かご不明な点があれば追加でご質問ください。

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