日産 ラフェスタ のみんなの質問

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平成20年式ラフェスタB30のエアコンが故障しました。ACコンプレッサーはクラッチが繋がらない状態です。室内とエンジンルームのヒューズは確認して異常なし、リレーを確認したいのですがどれかわかりません。

わかる方、リレーの位置を教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

IPDM E/R(Intelligent Power Distribution Module Engine Room)
■ 注意 ■
IPDM E/Rに内蔵されているリレーは全て取り外しできない。

なのでヒューズのみ交換可です。
リレーが不良だとIPDM E/Rの交換です。
日産純正品番284B7-EN02A 26,000円くらい

フロントブロアファンモーター作動時、A/CスイッチをONにしてもマグネットクラッチが作動しない。
の場合の点検方法は

1.外気センサーの点検
自己診断のステップ2で外気センサーを点検する。自己診断機能を参照。
点検結果
OK>>2へ
NG>>点検結果に基づき部品の交換又は修理をする。

2.吸込温度センサーの点検
自己診断のステップ2で吸込温度センサーを点検する。自己診断機能を参照。
点検結果
OK>>3へ
NG>>点検結果に基づき部品の交換又は修理をする。

3.オートアクティブテストによる点検
オートアクティブテストを行い、マグネットクラッチが作動することを点検する。「PG 電源·アース·回路構成部品」のオートアクティブテストを参照。
マグネットクラッチの作動
OK>>
CONSULT‐IIIを使用する場合: 7へ
CONSULT‐IIIを使用しない場合: 8へ
NG>>オートアクティブテストを参照し、IPDM E/Rの点検を行う。不具合箇所は修理又は交換し、異常がなければ4へ。

4.マグネットクラッチ電圧点検
キースイッチをOFFにする。
コンプレッサーのコネクターを外す。
エンジンを始動する。
AUTOスイッチ及びA/CスイッチをONにする。
コンプレッサー車両側ハーネスコネクター1番端子〜ボディーアース間の電圧を点検する。
1 – ボディーアース
:電源電圧
点検結果
OK>>6へ
NG>>5へ

5.回路導通点検
キースイッチをOFFにする。
IPDM E/Rのコネクターを外す。
IPDM E/R車両側ハーネスコネクター55番端子〜コンプレッサー車両側ハーネスコネクター1番端子間の導通を点検する。
55 – 1
:導通あり
点検結果
OK>>6へ
NG>>ハーネス又はコネクターを修理する。

6.マグネットクラッチのアース回路導通点検
キースイッチをOFFにする。
コンプレッサーコネクター2番端子〜ボディーアース間の導通を点検する。
2 – ボディーアース
:導通あり
点検結果
OK>>
マグネットクラッチに直接電源電圧を加え、作動を音と目視で確認する。
マグネットクラッチが作動しない場合は、マグネットクラッチを交換する。
マグネットクラッチが正常に作動する場合は、IPDM E/Rを交換する。
NG>>ハーネス又はコネクターを修理する。

7.ECM入力信号の点検
“エンジン”を選択し、“データモニタ”の“エアコンシンゴウ”(エアコン信号)でA/CスイッチのON/OFFを点検する。CONSULT-IIIの機能を参照。
A/Cスイッチ ON
:エアコンシンゴウ On
A/Cスイッチ OFF
:エアコンシンゴウ Off
点検結果
OK>>9へ
NG>>10へ

8.CAN通信信号の点検
自己診断のステップ5‐2でCAN通信エラー点検を行う。自己診断機能を参照。
点検結果
OK>>9へ
NG>>10へ

9.冷媒圧力センサー信号の電圧点検
CONSULT‐IIIを使用する場合
“エンジン”を選択し“データモニタ”で“レイバイアツリョクセンサ”(冷媒圧力センサー)の入力電圧を点検する。「ECエンジンコントロール」のCONSULT-IIIデータモニタ参考値一覧表を参照。
レイバイアツリョクセンサ
:約1.0 ‐ 4.0 V
■ 注意 ■
冷媒圧力が高くなると、上記電圧値も高くなる。
CONSULT-IIIを使用しない場合
ECM 車両側ハーネスコネクター41番端子〜ボディーアース間の電圧を点検する。
41 – ボディーアース
:約1.0 ‐ 4.0 V
■ 注意 ■
冷媒圧力が高くなると、上記電圧値も高くなる。
点検結果
OK>>10へ
NG>>「EC エンジンコントロール」の構成部品概要を参照。

10.CAN通信回路の点検
オートアンプ〜ECM間、及びECM〜IPDM E/R間のCAN通信を点検する。「ECエンジンコントロール」のシステム概要を参照。
点検結果
OK>>ECMを交換する。
NG>>診断結果に基づき部品の交換又は修理をする。

自己診断機能
自己診断にはステップ1〜5があり、各センサーの点検、各出力機器に対して決められた制御信号を出力し、その作動を点検することができる。

ステップ1
診断内容 表示部、表示灯の点検

ステップ2
診断内容 各センサー及びアクチュエーターの点検

ステップ3
診断内容 各ドア位置の点検

ステップ4
診断内容 各出力機器の点検

ステップ5
診断内容 各センサー認識温度の点検、多重(CAN)通信エラー検出

自己診断モードの開始
キースイッチがOFFの位置からエンジンを始動し、約10秒以内にOFFスイッチを約5秒以上押し続けると、自己診断(ステップ1)を開始する。
■ 注意 ■
ステップ3の診断中に、バッテリー電圧が約12 V未満になるとアクチュエーターの作動速度が遅くなり、正常作動時でもNGと判断される場合があるため、診断はエンジンを始動して行うこと。

ステップ間の切り換え
ステップ1〜5の切り換えは、温度調節スイッチを操作して行う。

IPDM E/Rにはオートアクティブテスト機能があります。
オートアクティブテストは、IPDM E/Rが下記のシステムに駆動信号を送ることで、作動点検を行えるようにするものである。
リヤウインドーデフォッガー
フロントワイパー(LO、HI)
クリアランスランプ、テールランプ、ライセンスプレートランプ
フロントフォグランプ
ヘッドランプ(LO、HI)
A/Cコンプレッサー(マグネットクラッチ)
クーリングファン
油圧警告灯

1.フードを閉じ、ワイパーアームを起こす。(ワイパー作動による、ガラスの傷つき防止)
参考:
フードを開けてオートアクティブテストを行う場合は、フロントガラスに水をかけておく。

2.キースイッチをOFFにする。
3.キースイッチをONにし、20秒以内に運転席ドアスイッチを10回押し、キースイッチをOFFにする。
■ 注意 ■
助手席のドアは閉じておくこと。

4.10秒以内にキースイッチをONにする。
5.オートアクティブテストが起動すると、油圧警告灯が点滅を開始する。
6.下記の一連の作動を3回繰り返すと、オートアクティブテストを終了する。
参考:
オートアクティブテストを途中で終了する時はキースイッチをOFFにする。

■ 注意 ■
オートアクティブテストが起動できない場合は、運転席ドアSW系統の点検を行うこと。

オートアクティブテストを実施する。
マグネットクラッチは作動するか。
OK
オートアンプの信号入力系統
オートアンプ〜ECM間のCAN通信信号
ECM〜IPDM E/R間のCAN通信信号

NG
マグネットクラッチ
IPDM E/R〜マグネットクラッチ間のハーネス又はコネクター
IPDM E/R(内蔵リレー)

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質問者からのお礼コメント

2016.4.8 20:53

大変わかりやすく、また図解も入れての丁寧な回答はとても参考になりました。ありがとうございます。早速試してみます、本当にありがとうございました!!

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