普通車•4WD•車高が少し高い•雪道の走行も問題ない これらを満たす車を知っていれば教えていただきたいです。

Answer 1

雪道の定義によりますが、基本的に背の高く重たいクロカン系SUV(トヨタランドクルーザー・トヨタプラド・三菱パジェロ等)は、深雪のラッセル走行は得意ですがアイスバーンは苦手です。重たく重心が高いため、アスファルトでもブレーキ性能が低くコーナリング性能も低い。なので滑りやすい路面では、その差がさらに顕著に表れてしまうのです。雪道の下りコーナーで突っ込んでいるクロカンを見かけたことあると思いますがそれが原因です。ドライバーは四駆だから強いと思い込んでいるのですが、実はFFカローラより下りのアイスバーンは弱いのです。

一方で、最低地上高の低いクルマも雪道はダメなので、そこそこ最低地上高はあった方がいいですね。一夜にして20センチ雪が積もった駐車場から抜け出すときや、雪のわだちが深いときなど大きな違いです。

最近は「スタンバイ式4WD」といって、普段はFFで走り、滑った時のみ四駆になる4WD車が多いです。FFベースのセダンはランエボやスバルを除いてほとんどがこれです。なぜこのタイプが増えているかというと、性能は微妙ですが、安価軽量に四駆が作れるからです。燃費にも有利です。
このFFセダンの車高を上げて大きめのタイヤを履かせたクルマが、いま世界的に大ヒットしている 「クロスオーバーSUV」というジャンルです。スタンバイ式4WDのクロスオーバーSUVですと、国産では以下のような車種があります。

RAV4
ヴァンガード
ハリアー
レクサスRX
レクサスNX
エクストレイル※
デュアリス
ジューク
ムラーノ
CR-V
ヴェゼル
アウトランダー※
RVR※
CX-5※
CX-3※
ハスラー
・・・など

※印のクルマはスタンバイ式4WDですが、電子制御やロック機構により走破性を高める工夫をしています。これらのスタンバイ式4WDでも、普通に雪道を走るだけならかなり頼りになります。しかし、基本的にこれらのクルマはタイヤが滑ってから四駆になります。

一方で、より本式の四駆システムを備えた車種もあります。「フルタイム4WD」です。常時四駆に駆動配分されているため、滑らないために四駆システムです。滑ってから四駆になっては遅いということです。クロスオーバーSUVの国産では以下のような車種になります。

・フォレスター
・スバルXV
・スバルアウトバック

クロスオーバーSUVであればスバルのみですね。オフロード用の「クロスカントリーSUV」では以下のような車種があります。

ランドクルーザー
プラド
パジェロ
エスクード
・・・など

ちなみにジムニーはパートタイム式4WDといって昔ながらの切替式の四駆です。パジェロの2WDに切り替えられます。エスクードは軽いのですが、ランクルやパジェロは重たいので、冒頭に書いたようにアイスバーンには弱いです。

総合すると、なんだかんだいってスバルが優れているということになるのですが、そこまでの四駆性能はいらないのであれば、他メーカーで問題ないと思います。

なお、同車種でFFと四駆があった場合、軽い分、FFの方がブレーキ性能は有利です。また、当然ですが燃費も有利です。そのあたりも加味して選ぶとよいと思います。また、スズキのワゴンRなどはカタログに「フルタイム4WD」と背伸びした書き方をしていますが、実態はかなり原始的なスタンバイ式4WDだったりします。これに騙されて買ってしまった人も沢山いますのでお気をつけください。いつか消費者庁から勧告を受けると思います。

Answer 2

車高が高くてもそんなに意味ないですよ。
たいてい、前の車が下を磨って除雪してくれます。
相当低い車でなければ乗用車でも雪国で十分です。

それに、車高が高くても、ある程度雪が積もっていると、タイヤが浮き上がってしまってスリップして進めない雪質もあります。

まず除雪した道ありきをはしるのは普通ですので一般的な乗用車で問題ありません。

Answer 3

エクストレイル、CX5、フォレスター、ハリアー、ランクル、パジェロ、エスクード、ハイエース、等々