なぜフィアット５００は安いのですか。 フィアットの一番安いモデルは１７９万円だそうですか。 なぜこんなに安いのですか。

Question

と質問したら
フィアット５００は日本でいうとこのマーチみたいなもの
１７９万円でもまだ高すぎ
という回答がありそうですが

ですがフィアット５００はイタリア製の輸入車です。
タイや中国で作っているミラージュみたいな安物ではありません。
日本で作って日本で販売しているフィットとは分けが違います。

なぜフィアット５００は輸入車なのに安いのですか。

Answer 1

安いのは廉価グレードです。
本国でも廉価グレードは大体これくらいです。
エンジンも凝ったツインエアではなく、何の変哲も無い枯れたお馴染みFIREエンジンの1.2ですし…
同じAセグメントであるフォルクス・ワーゲンUP!は廉価バージョンで154万円ですから500が馬鹿安いってわけでも無いです。

多分ライバルである新型ルノートゥインゴもこのくらいの価格から設定されると思います。
パンダはツインエアしか入ってないので若干高いですけど。

Answer 2

今の世の中では、ごく一部のブランドやフラグシップ車種以外は、旧東欧圏や南アフリカ、ブラジル、タイ、中国、フィリピンなどで生産・組み立てを行ってるケースが多い。
ましてフィアットはイタリアの大衆車で、ほとんどの車種は国外で生産している。
イタリアで設計をやっているかどうかもわからないくらい。

もっとも、日本車も国内生産量よりも海外生産量のほうがずっと多いわけだけど。

Answer 3

今のフィアット500は厳密にはイタリア製じゃないよ。ここ30年くらい、フィアットのベースモデル(126～新500～新600～現行500)は、旧共産圏で人件費の安いポーランド工場(かつての国営企業FSM)で造ってる。それ以外にも日本に入ってきていないフィアット・ブランドの車には、トルコとかイタリア以外の地域で造っているものが多い。そうすることで大衆車ブランドらしく価格を下げているわけ。逆にアルファロメオなんかはブランドイメージを維持するためにイタリア国内での生産にこだわっている。だからマツダのロードスターをもとに新しいスパイダーを造る話は流れて、フィアット124の名跡を持ち出すことになったわけ。