ホンダのVTECと他社の可変バルブタイミング・リフト機構エンジンの違いを教えて下さい。 ホンダのVTECは他社のエンジンと比べてかなり有名ですが、そんなに他社のエンジンよりも優れているの

Question

でしょうか？

Answer 1

一応、ＶＴＥＣとほぼ同じなのが三菱のＭＩＶＥＣ（マイベック）ですよ。

まぁ、これは１９９０年代の話になりますがね。

現在ではｉ－ＶＴＥＣも出てきていますし、ＭＩＶＥＣも名前だけで制御する方式や

制御数が違います。

ＶＴＥＣがでてきたのは１．６のシビックインテグラが元気があって一番売れていた

頃でしょう。同時期にＣＡミラージュや１０１レビトレが出ていて１．６クラスのパワー

戦争の真っ只中でしたよ。

そこで一番売れて、その後ＮＳＸにも搭載された技術ですから知名度としては一番

高いと思います。

構造はＶＴＥＣ、ＭＩＶＥＣともにエンジンオイルを利用して油圧でカムシャフトについている

ローカムとハイカムを回転数に応じて切り替えるものです。

どちらもオイル管理がよろしくないと作動不良って話はよくありましたよ。

１０１レビトレに積んでいたのはＶＶＴですが、これは回転数とアクセル開度の応じて、

油圧で給気のカムの角度をスプロケットごと変更させるって物です。

これが初期の各モデルの話ですが、なんだかんだ言って名称は各社残っていますよ。

トヨタはＶＶＴ－ＬやＶＶＴ－iです。ホンダ、三菱はそのままですね。

ただ、現在はパワー重視の技術と言うよりも、エコの為の技術で一般的に普及してきた

のであえてカタログとかに詳細が記載されている事もないと思いますよ。

Answer 2

昔、他社はバルブタイミングだけ変更のものが多く、ＶＴＥＣはリフト量も変化したのでパワーアップの度合いが大きかったのですが、
今は各社リフト量もバルブタイミングも変更出来るようになって、さらに無段階なので、ホンダ式より優れるものもあります。

ＢＭＷのはスロットルも無しで、ポンピングロスも減らしてるので、かなり進んでます。
今はパワーアップより、燃費重視の使い方で、バルブの遅い閉じでミラーサイクル運転するのが定番だから、開閉タイミングを変化させることが大事。

ホンダが特に優れることもないと思います。
初ＶＴＥＣ搭載車のころはかなりハイパワーで他社より優れてましたが。

Answer 3

各社名称が違います。
それだけのことです。

Answer 4

初代DOHC,VTECの場合
ハイカムのバルブリフト量は10mm超えで大きい
バルブスプリングが線間接触しないように楕円断面
オーバーラップが大きい
バルブステムは細く吸気排気抵抗が少ない
長いステム長でヘッド高さも大きく
ヘッド周りの強度、耐熱性は優れてる
クランクは高回転でも耐えるように
フルカウンターの鏡面加工
コンロッドとピストンの重量合わせが完璧
実際は燃費性能とハイパワーをマトモな方法で実現した
超タフネスなエンジン郡
サーキットでマトモに走れる市販エンジン
2200エンジンはFRMのクローズドデッキでフォーミュラーのエンジンにも転用
FRMはベンツV8とホンダが採用

Answer 5

ホンダは工作機械の加工精度を高くすること、エンジン設計に力を入れていること、等でエンジンの性能を高めてきました。

結果、スポーツカーのようなエンジンだけでなく、普通の車のエンジンもとても優秀です。

古い車でボディや脚はガタガタなのに、エンジンだけは一発でかかる…なんてことはザラです。

Answer 6

商標の違いです
他社は見切りを付けたのに、ホンダだけいつまでもすがり付いていたからです

現在はバルブのタイミングとリフト量を切り替える物だけで無く、バルブ制御するものを全てVTECと呼んでいます