三菱 ミラージュ のみんなの質問

解決済み
回答数:
3
3
閲覧数:
2,699
0

三菱の乗用車において、サイクロンエンジンに移行する前の「シリウス・サターン・オリオン・アストロン」と、排気量別にエンジンに名前をつけていたようですが、

排気量体系や使用燃料など、わかる範囲で宜しいですので教えていただけないでしょうか?お願い致します。

補足

補足です。三菱の「シリウス80」エンジンと言うのがありましたが、80の意味がわかる方がいらっしゃいましたら、これも併せてお願い致します。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

ネーミングに関しては少し誤解があるかも。

古い順にサターン→アストロン→オリオン→シリウスでよかったはずです。これらはすべてエンジンのニックネームです。

昔のコルト・ギャランから初代ランサーの頃に使われていたエンジンで、はっきりとサターンエンジンと言うニックネームを打ち出したのがギャランGTOの登場の頃以降で、排気量は1200cc~1700cc(後に1800ccというのもありましたが、その頃はサターンを名乗っていた記憶がありません)6気筒のサターン6もありました。
1600ccの4G32型は名機といっても良いですね。

三菱が車種を展開していくときに、大きな車のエンジンが必要となり開発されたのがアストロンエンジンです。
2000ccの4G52型は二代目ギャラン(ニューギャラン)、ギャランGTO2000などに搭載されました。
サターンエンジンと同様に、三菱らしく軽快なエンジンでした。


1976年頃だったはずですけど、シリンダの左右にクランクシャフトと反対方向に2倍の速度で回るバランサーシャフトを付けたエンジンが登場。
静粛性を向上させるとともに、本格的に排ガス規制に適応したエンジンで、これからの80年代に主力となるエンジン、という意味で、ニックネームの後に「80」を付けたわけで、「アストロン80」と「サターン80」という名前になりました。
アストロン80は初代のギャランシグマ/ラムダの頃から採用されました。

ただ、余計に回転するものを付けたわけで、回転上昇などは鈍さが出てきて、軽快さはかなりスポイルされました。
ラムダGSRでも実用回転数は5000回転程度で、今の車のエンジンのようにスッキリと回るようなものではありませんでした。
逆にその分足回りの開発に力が入れられていました。

オリオンエンジンは、一番小さいグレードのエンジンとして初代ランサーの最終型あたりで採用されて、このエンジン以降は当初から排ガス対策に対応したものでした。
一番分かりやすかったのは、初代ミラージュでした。

エンジンの型式の最初の数字は気筒数、次のアルファベットは燃料を表します、その後の2桁の数字でシリーズや排気量が分かるようになっていたわけです。

その後、昭和53年規制に適合するために、CVCCに似た感じのMCA-JETというシステムを採用し、エンジン型式も頭の数字が無くなり、最後に「B」がつきました。4G32→G32B、4G52B→G52Bとなったわけで、以降しばらくはこの型式が続いたわけです。

4G52エンジンは設計も古く、元々FRで使っていたエンジンですので、後継機種となったのがシリウスエンジンです。

実は、排ガス対策が今のように触媒に落ち着いたのは1985年頃で、それまではアフターバーナーを付けたり、ヘッド回りを色々といじったエンジンが多くありました。
古い設計のサターンやアストロンをいじり倒してMCA-JETまで発展させたのですけど、結局は十分なパワーが出なくてシリウスにスイッチしたと考えても良いです。
ですから、シリウスには「80」は無かったはずです。

シリウスエンジンも、バルブの数を変えて(吸気2、排気1の可変バルブ)シリウスDASH(ターボのみ)を出しました。
その後くらいだったと思いますけど、吸気ポートの中を細工し、吸気のエアが旋回しながら入ってきて、きれいに燃焼してパワーも出るという方式が採用されました。
それが「サイクロン」だったはずです。マツダのスワールポートと似たようなものだったはずです。


詳細はWikipediaに出ていますけれど、一部に誤りもあるようです。

昭和51年規制までは良かったのですけど、昭和53年規制の初期から、排ガス規制が触媒方式に落ち着くまでは、ある意味暗黒の時代です。
エンジンはアンダーパワーというのが定着してしまい、それを改善しようとするのですけど、まったくエンジンを新作する余力も無かったようで、ギャランVR-4が出てくるまではDOHCエンジンも持たず、SOHC+ターボでがんばっていました。
その間の紆余曲折は激しく、やたら名前を乱発しましたけど、名前倒れ、企画倒れ的なことも多かったはずです。

質問者からのお礼コメント

2010.3.7 23:23

ありがとうございました。排気量体系がようやく解ってきました。自分も幼少期からの三菱車の大ファンなので、大変重宝しました。

その他の回答 (2件)

  • あんまりはっきり覚えていないけど、シリウス80じゃなくってアストロン80じゃなかったかな。シリウスは名前の通り頂点エンジンで次がアストロン、軽はバルカンであの舘ヒロシがドラマで改造なんちゃってガルウイング乗ってたヤツ(車名忘れた)にダッシュ3X2エンジンってのもあった。

  • 自分は三菱の車に乗っているので興味があり調べてみました。
    Wikiですぐにでてきました。参考に
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E3%83%BB4G63

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

三菱 ミラージュ 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

三菱 ミラージュのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離