三菱 コルト のみんなの質問

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ユーザー車検のヘッドライト検査についての質問です。

自分の車は平成18年式のコルトでロービームをLEDに変えており、テスター屋で光軸調整をしてもらった際に、『ロービームの明るさが全然足りないので落ちますよ』と言われ、ダメ元で本日検査を受験しました。
検査場では、ロービームは不合格でしたが、検査官の指示でハイビームで検査したところ、合格でした。敢えて理由は聞かなかったのですが、あまりにもロービームで落ちる車両が多いから、検査官の判断でハイビームで合格すればヘッドライト検査は合格とする。みたいな運用があるのでしょうか?
運輸支局も公務員に準じているので、トラブルの元になるよりだったら、検査官の判断をうまく使い沢山の車両をさばきたいという考えもあるんでしょうかねー。。

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ベストアンサーに選ばれた回答

mir********さんが示している通り、
平成10年9月1日以降製造の車はすれ違い用前照灯(ロービーム)での検査が基準になっていました。
しかし、全国の車検場、指定工場、整備工場のヘッドライトテスターを対応設備に入れ替える必要があり、準備期間としてロービーム検査の実施が猶予されてきました。
そして、検査環境が整ったとして、平成27年9月1日よりロービームで検査が実施されました。
しかし、いざ実施されるとロービームで検査の受からない車が多く、検査場周囲に長い行列ができて近隣住民から苦情が出たり、その日のうちに検査が出来なかったり、ヘッドライト両方を新品に交換しなければならない・・・けれど部品が欠品・・・と言う状況になり、2週間ほどで「ロービームでどうしても検査に受からなければハイビームで再検査」と言う臨時対処が行われました。
しかし、その判断が管轄や検査員によって差があったので、
平成30年6月1日以降、審査基準の変更があり、審査基準に従ってロービームで基準満たしていればハイビームで再検査を行っています。

検査官の判断ではなく、ロービームで不合格ならヘッドライトテスターの数値が基準を満たしていればハイビームで検査を行い、保安基準に適合していれば合格となります。

しかし、ロービームでダメならハイビームの処置も臨時的なもので、あと2~3年後には平成10年9月以降製造の車はロービームだけになり、ハイビーム検査は行わない予定です。

>ロービームをLEDに変えており・・・
基本的に、LEDでは検査に受かりません。
理由は2つです。
ロービーム検査の車はヘッドライトのリフレクターでカットラインが出るようになっていて、ハロゲンライトのフィラメント位置、光源の照射パターンで設計されています。
それをLEDに替えると光源の発光位置や照射パターンが違いますので光量が落ちたり、カットラインが出なくて検査できなかったりします。

もう一つは、テスターの対応です。ハロゲンランプやHIDなどの光源には全波長の光が含まれています。
LEDではR,G,Bの三波長で白を出していますので、見た目は明るくてもテスターではR,G,Bの3派のエネルギーしか受光していなく、単純に光のエネルギーが不足し、光量不足となります。

私の所では、これまでお客さんがLEDに交換した車で、ロービームで検査に受かった車はまだありません。

ちなみに、ロービームでは6400cd以上なければ不合格となります。
mir********さんのチラシはユーザーへの告知ですので、
詳しくは審査業務規程の審査基準に記載されています。
下記も参考にしてください。
https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/000004716.pdf

質問者からのお礼コメント

2021.8.15 20:29

きめ細かい当時の状況などを説明してくださりありがとうございます。
しかも、内規の審査業務規程もご提示下さいまして本当に感謝です。
審査官の判断でハイビームの検査を出来る規程を改めて設けたことはそれだけ色々と苦情があったんだと推察出来ますね。
粗悪品が出回らないような仕組み作りも経産省との協議も必要ですね。
ありがとうございますm(_ _)m

その他の回答 (6件)

  • ユーザー車検派です。
    自分で点検整備もします。
    ヘッドライトの調整も自分でやっていますが、
    ヘッドライトで落ちたことは一度もありません。



    はっきり言えば本来は不合格なんです。
    ロービーム検査で通らないものは検査に受からない。

    ですがロービーム検査に移行した平成27年9月の時に落検する車が続出し、
    当時運用でハイビーム検査で受かったものはロービーム検査に受かったことにしたのです。

    それでは曖昧と言うことでロービームである一定の条件をクリアーしていればハイビーム検査に移行してそれで合格したものは、ロ-ビーム検査に合格したものとみなすとしただけ。

    ですがロービーム検査に合格したわけではないし、
    今でも基本はロ-ビーム検査なんですよ。
    一応合格はしていますが本来は不合格。
    だから引き続き適正な調整をするよう国交省から通達されています。
    はっきり言えばお情けで合格させてやっている状態です。

    ロービームで全然光量が足りていないと言うことは、
    配光が目茶苦茶な状態を意味しています。
    本来一番明るく照らさなければならない場所はカットオフライン近く。
    つまり遠いところに光を多く出して近いところは少なめの光を配る。
    これが本来のあり方です。

    ところがこの基本が全く守られていない可能性が高いのが貴方のお車です。
    こういう車はたいていカットオフラインやエルボー点が曖昧だったり、
    明るくしたいところが暗くて暗くすべきところに光が漏れたりする場合が多いです。
    つまり貴方の自己満足だけで現実は運転者から見て大して明るく感じない上に、
    対向車に対しては眩しい光を当てている可能性が高いです。

    まあこれが通るのは時間の問題だと思いますよ。
    現実問題安物LEDの横行で不適切なヘッドライトは増えていますし、
    国民から国交省にも相当苦情はいっているはずです。

  • 汎用LEDに交換してあるためハイビーム光量不足で落ち、テスター屋さんで調整してもらいロービームで合格しました。

  • 昔は、ハイビームでの検査でした。平成30年6月からロービームでの検査となりました。
    私もロービームでの検査になったばかりのときに、ハイビームでOKをもらったことがあります。
    今でも、ラインに並んで前の車をみていると、ロービームでダメでもハイビームで検査をしているのを見かけます。

    回答の画像
  • 猶予期間みたいな感じでお情けですよ。駄目元って根本的に考え方が???バッタもんLEDで明るさ足りて無いのに車検通ったから良いって思うのは?きちんとした商品ならハロゲンの倍の明るさ、安物バッタもんは1/3位の明るさなのにアホだよね。

  • 私もハイビームでOKのケース過去にありました
    ハイビームの場合、他車に対して事故の原因になるケースあるのでそうなのかと勝手に納得しているのですけど。。

  • 2015年9月1日以降、ヘッドライトの検査が新基準となったことで、車検に落ちる車が続出しているので、これを即不合格とせずに、判定困難なケースとして扱い、ハイビーム(走行用前照灯)での基準を満たせば合格にすると言う暫定措置です、所詮暫定措置ですのでいずれ通らなくなります。

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