ベンツB１７０（W245）１８年式はタイミングベルト？チェーン？どちらですか？

Answer 1

ベンツＢ１７０（Ｗ２４５）はタイミングチェーン式？

貼り付け絵図からも判るように「タイミングチェーン式」です。
単列（シングル）チェーンによるカムシャフト駆動です。
オイルポンプはカムシャフト駆動用チェーンとは別のチェーン駆動です。
基本的にメンテナンスを怠らなければ２０万ｋｍ程度までは無交換です。
とは言え特別なメンテナンスは必要無く、適切なオイル交換をすればＯＫ
逆に・・・質の悪いオイルやオイル交換を怠ると・・・切れますよ！
（初代ＡクラスＷ１６８で１件だけ切れた事例を知っています）

Ｗ２４５－Ｂクラスは（Ｗ１６９－ＡクラスもＷ１６８－Ａクラスも・・・ですが）
高回転高出力型のエンジンでは無く
ＤＯＨＣでも無く、４バルブでも無く・・・
極めて保守的な「枯れた技術」であるＳＯＨＣの２バルブ
ですが・・・
圧縮比は１１．０と高く
水温も油温も高い（日本車と比較して、メルセデスとしては当たり前）
そんなエンジンですのでオイル管理は重要です
最低限「メルセデス承認のオイル」を使い
メンテナンスインジケーターの指示も最低限と考えて・・・
承認外の安い（性能が低い）オイルを使う場合には
メンテナンスインジケーターの指示より早く（距離は短く）交換する
などの工夫は必要です。
圧縮比が高いので指定のハイオクが・・・必須で
水温も油温も高いエンジンなので・・・レギュラー常用では負担は大きく
熱的に厳しくなり劣化が早まる（寿命が短くなる）だけでなく
スロットルポジションも狂い・・・エンジン制御と共にＣＶＴ制御にも影響が
出て・・・ガソリンの価格差により得をするより損をする方が高い・・・

適切なオイルを使い（最低でも承認オイル）
適切な交換をして（最低でもメンテナンスインジケーターに従い）
一般的な範囲で冷却水他のメンテナンスを受け
指定のハイオクを使っていれば・・・２０万ｋｍまではメンテナンスフリーです

それよりも・・・
路面側と向き合う面積（長さ）が一般的なエンジンよりも大きい
（路面からの埃やゴミ、雨天での雨水の付着など劣化要因が増えるの意味）
補機駆動のＶリブドベルトの方が・・・比較的早目の交換が必要となります
同時にエンジン背面とバルクヘッドとに挟まれて熱的な逃げ場の少ない
テンショナーとプーリー（のベアリング）も劣化は・・・早めとなる傾向が多く
Ｖリブドベルトとテンショナー＆プーリーの方を注意してあげて下さい。

そうそう・・・エンジンオイルに関しては・・・
絵図から判るようにオイルパン（ロアーエンジンブロック）とクランクシャフトとの
位置関係は（一般的なエンジンと比較して）短く（近く）オイルの入れ過ぎは
クランクシャフトに触れる可能性が高く・・・
触れればオイルは攪拌され泡立ち空気が入り込み・・・
油膜による保護機能を大きく損ない
波打つ油面で油量センサーは狂わされ
クランクと触れた油面は当然温度が上がり・・・最悪メタル損傷・・・
オイルの劣化も早まり、ブローバイも増え・・・
悪影響が大きいので注意をして・・・
大きく傾斜されたエンジンなので
オイル交換時に新オイルを注ぎ入れても
オイルパンに到着するまで少し時間が掛かり
（傾斜している分だけオイルが落ちる速度が遅い為）
取り扱い説明書にも記載はあるとは思いますが
エンジン停止後５分経過後に油量を点検する・・・
が守られない？ような量販店などで交換をした場合には「入れ過ぎ」となる
そんな事例もあるので注意して下さい（実際にあった事例を知っています）

ご質問のＷ２４５－Ｂクラスは（Ｗ１６９－ＡクラスもＷ１６８－Ａクラスも）
エンジンに関してはシンプルで保守的な設計/構造ですので
ごく普通に乗っていればメンテナンスフリーで乗り続けられる・・・はず・・・
タイミングチェーンに関しても・・・特別なメンテナンスは不要のはずです。


長文失礼しました。

Answer 2

ベンツでタイミングベルトなんて聞いたことありません、Ｖ６で２０万ｋｍ以上乗りましたが不具合ありません。
タイミングベルトと言う人も居ますがＶベルトが３点とか回して装着されているだけです。