車の衝突安全について

Question

マツダが12月にCX-8を販売しますね。
6,7人乗りということでめちゃくちゃ欲しいです！
かっこいいし、CX-5のような走りができると期待してます。

さて、多人数suvがどこまで躍進できるか楽しみなんですが、
CX-8は鼻が長いですよね？
逆に一般的なミニバンは鼻が短い。
この差は万が一正面衝突をした際にどれ位安全確保の差につながるのでしょうか？

正面衝突のときの鼻の長さはめちゃくちゃ重要だと友人が言っていたので気になりました。
軽自動車が衝突に弱すぎる、というのはよく聞くのですがミニバンはあまり聞きません。

よろしくお願いします。

Answer 1

安全のために設計製造にかけたお金が同額なら、ノーズが短い車の方が危険です
。つまり、あくまで長い方が安全な車を作りやすいというだけで、絶対的なものではないです。
例えばCX-9はV40よりも長いですが、衝突試験の結果を見るとV40の方が圧倒的に高い評価を得ています。
http://ourncap.sblo.jp/article/179923177.html


よって一般論となりますが、CX-8の方が安全です。
ノーズは衝突の際にクッションになります。ある高さから飛び降りるというときに、クッションは厚い方が良いですよね。エンジンは事故っても潰れませんからエンジンの前後にある空間がクッションとなり、これをクラッシュブルゾーンと言います。詳しくは上記URLの「３・頑丈なキャビンと衝撃吸収力」を見て下さい。


軽が危険と言われるのは、クラッシュブルゾーンが少ない上に、軽いからです。ミニバンは軽くないので軽よりは危険とは言われないのです。
例えば、猫に車がノーブレーキで突っ込んでも車に乗っている人に衝撃はありませんが、像に突っ込んだら車に乗っている人にかなりの衝撃がいくでしょう。車に衝撃がいった分、像が受ける衝撃は少なくなります。
これは運動量保存則とエネルギー保存則で物理学的に証明できます。

質問者からのお礼コメント

非常に詳しいサイトを教えて頂きありがとうございます。euro ncapでは見方がよく分からなかったので、ancapで見たところv40はCX-9よりわずかにポイント高い程度でしたが、どちらもほぼ最高水準でした。ただノーズが長い車は安全性が高いものが多かったです。
これを機に勉強します。ありがとうございました！

Answer 2

ノーズが長いのは、オルガンペダルを適切な位置に配置するために、前輪を前にもっていったからです。また、エンジンの補機類などスカイアクティブ車は、エンジンルームがぎゅうぎゅうなため、大きく設けたこともあるでしょう。

Answer 3

先日ｃｘ-9の記事を見ましたが、
アメリカでの死亡事故の少ない車のランキングに
載ってましたよ。

常識的な話、鼻の長い分、緩衝には有利です。
ちなみに軽自動車、死亡率は物凄い高いです。
知り合いも、軽トラで追突であっけなく死にました。

上記のアメリカでの死亡率ランキングで
危険な車上位はやはり小型車。
アメリカで言うセカンドカーだったみたいです。
日本の軽自動車もメーカー自主規制で馬力制限を
掛けてます。
当然、運動能力を上げるためには、エンジンは
変えれないので、軽量化に向かいます。
当然車体剛性は最悪。走る棺桶となります。
ミニバンも、燃費重視で車体を軽くする方に
動いてますので、ｃｘ－8と比べると
安全性は低いでしょうね。

ｃｘ-5と全長は３５センチ長い。
車重は２００キロ重い。
これをどう考えるか。
車体剛性及び、静穏に使っているのでしょうね。

Answer 4

単純にフレームやクラッシャブルゾーンが衝突の強さに直結する点は大きいといいますね。
BMWもそうですしベンツもそうですが、事故において安全とされる車はそのように作られています。
かりにミニバンが潰れずとも衝撃が人間に伝われば人間が壊れます。

軽よりはスペースがありますから軽よりは安全ですが基本的に安全性の低さはセダンの非では無いと思いますよ。

Answer 5

ハンドルからノーズの先端までの長さを見てみて。実際はそんなには変わらんです。ミニバンをはじめ最近の車はAピラーの付け根が前に出てるからボンネットが短いけどその分ダッシュボードが長い。

CX-8なんかはAピラーの付け根を後方に持ってってノーズが長く見える手法を使ってるだけです。バンパーの形状もそれに一躍かってる訳で。