独メルセデス・ベンツは、今月25日に開幕する第15回北京モーターショーへの出展概要を明らかにした。
米国を抜き世界最大の自動車市場となった中国。どのメーカーもこの市場での勝敗が業績に直結するだけに、販売拡大に熾烈な競争を繰り広げている。その中国の高級車市場で気を吐いているのがメルセデス・ベンツ。最近発表された本年第1四半期の販売台数では約17万台を記録し、2位のアウディに1万台以上の差を付けて堂々の1位となった。
そのメルセデスが今回北京モーターショーに出展するのは、ワールドプレミア3台とアジアプレミア7台からなる計10台の豪華ラインナップ。
その中の1台、「ビジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメット・ラグジュアリー」は、ハイエンドサルーンとSUVの融合を目指したコンセプトモデル。マイバッハのデザイン言語に沿った高級感溢れる仕上げが施され、同じデザインチームが手がけた家具のコレクションも同時に発表されるようだ。