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2016年もっとも売れたモデル。国産はプリウス、輸入車はミニ【マーケット概況・12月】

N-BOXがノートから首位を奪還

乗用車ランキング(軽乗用車含む)は、「日産 ノート」が首位を明け渡した。ノートに代わってその座を獲得したのは「ホンダ N-BOX」。登録台数は前年比26%増の1万4967台で、これによりN-BOXは2011年12月の発売から60ヶ月で100万台を突破した。

2位には「トヨタ プリウス」が入った。2015年12月に発売された現行モデルが当初から爆発的に売れたため12月は前年比22%減と落ち込みが目立ったが、デビューしたての「ノート」を上回り、登録乗用車ナンバーワンとなった。3位ノートは前年比98%増の1万2403台とあいかわらず好調。プリウスとの差は373台とあと一歩だった。

4位「ダイハツ ムーヴ」は、9月に追加した「ムーヴ キャンバス」の新型車効果もあり前年比70%増と大きく伸びている。そして5位には「トヨタ アクア」、その20台差で6位には「日産 デイズ」が入った。

このほか12月のランキングで目立った動きを見せたのが「トヨタ ルーミー」と「タンク」。存在感ある顔立ちのルーミーは6100台を登録し15位に、アクティブなイメージのタンクは5932台を登録し18位と初月からトップ20入りを果たした。

なお、2016年年間登録台数では、24万8258台を登録した「プリウス」が首位に立った。続いて2位は「ホンダ N-BOX」(18万6367台)、3位は「トヨタ アクア」(16万8208台)だった。プリウスは登録車と総合の両方でナンバーワンに。N-BOXは軽乗用車ナンバーワンの座を2年ぶりに奪回した。アクアは発売から5年が経過しているにもかかわらずトップ3入りを果たし、根強い人気を示した。

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