718ボクスター海外試乗。不等長エキゾーストで懐かしのドロドロ音が復活!?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
一方、(ベースモデルの)ボクスターの試乗はワインディングロードで行われた。排気の脈動を意識しつつスロットルを踏み込むと、低い回転域では確かに昔のスバルのようなドロドロ音が聞こえてくるではないか。タービンがVTGではないので多少のターボラグを感じるが、無過給域でも普通の走りなら問題はない。ターボのクセや扱いにくさをほとんど感じないところに、ポルシェのクルマ作りの非凡さを感じる。
ただ、以前のフラット6のよどみない回転上昇の気持ちよさは過去のモノになってしまった。その代償として手に入れたのがターボの力強い加速感であり、自然吸気のときよりもはるかに低速トルクを生かしたドライブが可能になっている。その意味ではベースモデルのボクスターこそ、今回の試乗会のベストピックであった。
いままでは911の弟分としてボクスターとケイマンがポジショニングされていたが、もはやヒエラルキーというより、ポルシェがラインアップするリアエンジンモデル(911)とミッドシップモデル(ボクスター/ケイマン)という個性の違いとして受け入れることができそうだ。911カレラはよりGTカーに、ミッドシップのボクスターとケイマンはよりリアルスポーツに進化している。オールラインターボ化の背景には、そんなポルシェの戦略が見え隠れした。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トヨタが新型「カローラ」発表! 斬新な「レトロ×スポーツ」デザイン採用! ド派手な「リアスポ」も! 「1987年式のFX16」敬意を表す仕様が米登場、日本の反響は?
後側方警戒支援システムの最新技術 聴覚で直感的に支援するヤマハ「感覚拡張HMI」について開発者に直撃インタビュー
[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]純正高級オプションシステムの音を良くしたいなら「アンプDSP」がお薦め!
日産、「ノート オーラ」のデザインを変更するなど、マイナーチェンジを実施
日産、車中泊モデルの「MYROOM(マイルーム)」にNV200 バネットを投入すると発表 その一部を先行公開
【パイオニア】カーナビを選ぶ際はこれを見ればOK!カーナビ選びをサポートする特設サイト「カーナビも、選ぼう」を公開
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
強い線で描かれた非対称グラフィックのSHOEI「Z-8 BEAUT」が8月発売へ
【買っておきたい21世紀名車】マニアの願いを叶えたビスポークモデル、アルピナB3の肖像
30年ぶり復活!? ホンダ「シティ」登場か? 丸目ライト&背高フォルムが超カッコイイ「サステナC」は26年発売か
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】シティオフローダーに仕立てた[チャレンジャー]は兄貴分のパジェロをなぜ超えられなかったのか?
スズキ「アヴェニス125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
【600万円超え】久々の高級ワゴン「クラウンエステート」が北米価格発表。新画像と日本発売情報も
【一人乗りもあります】配送からアウトドアまで ホンダの新商用バン「N-VAN e:」10月10日発売
コスパ王「ホンダ WR-V」の想像以上のスッピン感とその理由。最安Xグレードは誰におススメ?
【408万円から】新型「ミニ クーパー 5ドア」発売 新デザイン&最新装備でまた人気となるか?
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
【お値段据え置き】日産の軽「デイズ」と「ルークス」が一部改良。目立ち度抜群の新色も
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新
12チリンドリ日本初公開。伝統オマージュのレトロデザインにハイテク融合でV12 NAモデルの集大成に
【決勝直前】トヨタ雪辱なるか!? ル・マン24時間レース、これだけは押さえておきたい見どころまとめ