コルベット史上最強! Z06コンバーチブルがジャパンプレミア
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
シボレー・コルベットのハイパフォーマンスバージョンであるZ06コンバーチブルが、5月30日、長野県小諸市のスキー場「アサマ2000パーク」を中心に開かれたヒストリックカー走行イベントの「浅間ヒルクライム2015」で発表された。
1953年に登場した初代から数えて第7世代目の現行コルベット、いわゆる「C7」は、アルミ製のフレーム構造を採用して大幅に軽量化された車体に、LT1型6.2リッターV8OHVの“スモールブロック”エンジン(最高出力466ps/6000rpm、最大トルク64.2kgm/4600rpm)と、7速MTもしくは8速ATを搭載する。0-100km/h加速は3.8秒(数値はいずれもZ51モデルの場合)。欧州のスーパースポーツを強く意識した動力性能となっている。
クラシカルなロングノーズ、ショートデッキデザインによってひと目でコルベットとわかるものの、エアロダイナミクス性能を追求し、気筒休止システムも備えるなど、パフォーマンスと効率の両方を追求した現代的なスポーツカーだ。
「Z06(ズィー・オー・シックス)」は、古くは2世代目のC2型コルベットからハイパフォーマンス・モデルの名として使われている。先代Z06は排気量を7リッターにまで拡大したモデルだったが、新型Z06は排気量アップの代わりにスーパーチャージャーを備え、ノーマルモデルからのパワーアップを果たした。先代にはZ06のほかにスーパーチャージャー付きエンジンを備えたZR1モデルも存在したが、新型Z06は事実上ZR1の後を継ぐモデルと言える。
新型Z06の最高出力659ps/6400rpm、最大トルク89.8kgm/3600rpmというパワースペックは、歴代コルベットとして過去最高のスペックを誇ったZR1のそれを12ps、6.3kgm上回る。
トランスミッションはノーマルモデル同様、7速MTと8速ATのどちらを選ぶこともできる。Z06とATの組み合わせは初めて。また先代Z06には設定のなかったコンバーチブルも新型では設定された。新開発のアルミフレーム構造によって、ハイパフォーマンスに見合う高剛性を確保することができるようになったという。
現行型コルベットのために開発された8速ATは、単にイージードライブのためのATではなく、先代の6速ATと同じスペースに収まるコンパクトな設計にもかかわらず、4kgの軽量化を果たしている。多段化によって、よりワイドなギアレシオを実現していて瞬発力を増しながらもクルージング時の燃費も向上した。
また、デュアルクラッチ・トランスミッションと同等の変速スピードを確保しており、Z06のエンジンが生み出すハイパワーを効率よく路面に伝える。
デリバリーは今年冬。価格はクーペの7速MTが1265万円ということのみ決定しており、ATモデル、コンバーチブルモデルの価格は未定。
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