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年度末商戦に向け好発進!1月マーケット概況

ココも気になる! その1

世界市場3位に後退したトヨタが新車攻勢で復調を狙う

 昨年後半から国内各社の生産レベルがほぼ震災前の状況に戻り、国内の新車販売も2ケタ増が続く復調傾向となったが、昨年1年を通してみると、世界市場では苦戦が続いた。

 11年世界市場における新車販売台数ランキングは、1位ゼネラル・モータース(GM)903万台/前年比8.0%増で、4年ぶりに首位を奪還。2位はVWグループで816万台/同14.0%増と前年から1ランクアップ、トヨタ(ダイハツ、日野含む)は795万台/同6.0%減で3位に後退、4位日産・ルノー739万台/同9.0%増、5位ヒュンダイ(紀亜自動車含む)660万台/同15.0%がトップ5となった。以下、6位フォード570万台、7位フィアット・クライスラー389万台、8位プジョー・シトロエン355万台、9位ホンダ310万台、10位スズキ250万台と続くが、販売台数規模からすると、世界市場ではトップ5の5強時代に入ったといえるだろう。

 そんななか、トヨタは今年のダイハツ、日野を含むグループ全体の世界販売台数を前年比21.0%増となる958万台とする計画を発表。過去最高だった07年実績、937万台を上回る強気の姿勢で、国内市場でも30.0%増を狙うという。トヨタ単独(レクサス含む)では858万台(前年比21.0%増)で、国内163万台(同36.0%増)/海外695万台(同18.0%増)としているが、その中心的役割を期待されているのが国内で1月1万3485台と好スタートを切った「アクア」だ。

 「アクア」は日本でも発売約1カ月で12万台もの受注を集めているが、新車の在庫水準がほぼ正常化し、「カムリ」などが好調に売れ、3カ月連続のプラスとなっている北米にもプリウスCのネーミングで投入される。このほか国内では、先日発表され4月から発売される「86(ハチロク)」をはじめ、4月には「ポルテ/ラウム」の後継車、5月「カローラ」、6月「オーリス」などニューモデルが目白押し。世界No.1奪還をかけたトヨタの快進撃に要注目だ。

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