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199万円からのトヨタ新型「カローラクロス」発売! 179万からの「ヤリスクロス」と何が違う?

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199万円からのトヨタ新型「カローラクロス」発売! 179万からの「ヤリスクロス」と何が違う?

■カロクロとヤリクロ、ボディサイズ・荷室・価格何が違う?

 トヨタは2021年9月14日に、カローラシリーズ初となるSUV「カローラクロス」の発売を正式発表しました。
 
 同じくトヨタでは「ヤリスクロス」というヤリスシリーズのSUVもラインナップしていますが、両車にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

【画像】これが199万円!? 新型カローラクロスがスゴい! ヤリスクロスと比べて見る!(45枚)

 カローラシリーズは1966年の誕生以来、常にユーザーの期待を超える「プラスα」の思想をもとに進化を重ね、これまでのグローバル累計販売台数は5000万台を超える人気シリーズです。

 販売台数においても、1966年の初代モデル登場から2001年にホンダ初代「フィット」に抜かれるまで33年間連続で1位になるなど圧倒的な人気を誇りました。

 また、バブル景気に沸く1987年5月に発売された6代目「カローラ」は「クラスを超えた世界のハイクオリティセダン」をテーマに、1990年には車名別年間新車販売台数で30万8台を記録。

 この記録は、2010年にトヨタ「プリウス」が31万5669台で抜くまで歴代最高となっており、2012年には同じくプリウスが31万7675台として記録を更新しています。

 このように昔から人気モデルだったカローラは、常にユーザーのニーズを捉えるボディタイプを設定するなどして進化を続けており、最近ではSUVへのニーズが高まったことで、新型カローラクロスが新たに投入されたのです。

 一方、ヤリスシリーズならびヤリスクロスの歴史はまだ始まったばかりで、 コンパクトカーのヤリスは、2019年10月16日に世界初公開。2020年2月10日に日本で発売。

 ヤリスクロスは、2020年4月23日に世界初公開され、同年8月31日に日本で発売されました。

 ヤリスはそれまで日本では「ヴィッツ」として販売されていましたが、現行モデルのフルモデルチェンジ時でグローバルで用いられるヤリスに統一されました。

 なお、日本での販売台数は、ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリスを合算したものとなっており、2021年8月では合算台数が1万8476台(登録車1位)となり、おおよその割合はヤリス5割、ヤリスクロス4割、GRヤリス1割となっています。

 一方、カローラシリーズの販売台数では、現行の12代目として「カローラスポーツ」「カローラ」「カローラツーリング」に11代目「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」が合算されており、新型カローラクロス発売後はこのカローラシリーズに合算されると見られます。

 このように歴史の長さこそ違いますが、現在のトヨタにおいてシリーズとしてラインナップするのは共通する部分といえます。

 そして、カローラクロスとヤリスクロスでは、SUVタイプ、近しいボディサイズなどさらなる共通点が挙げられます。

 デザイン面では、カローラクロスは「アーバン・アクティブ」をデザインコンセプトとした、SUVらしいダイナミックで洗練されたデザインが採用されています。

 とくに伸びやかなデザインを施したアッパー部と、ワイドなバンパー部のデザインが都会的かつ堂々としたプロポーションを実現しています。

 一方のヤリスクロスは「丈夫」や「たくましい」という意味の「Robust(ロバスト)と、「最小限の」という意味の「Minimalist(ミニマリスト)」を合わせた「ロバスト&ミニマリスト」思想のもとデザインされ、アクティブで洗練されたポロポーションが追求されています。

 カローラクロスと比較すると、サイズ感も相まってヤリスクロスのほうが愛嬌があり、丸みを帯びたデザインとなっています。
 
 ボディサイズでは、カローラクロスが全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmのCセグメントSUVとなり、ヤリスクロスは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmのBセグメントSUVです。

 また、室内のサイズでも違いが存在し、トヨタの販売店スタッフは以下のように話します。

「カローラクロスはCセグメントSUVとなり、数あるSUVラインナップではコンパクトの部類に入ります。

 しかし、ヤリスクロスはさらに小さなBセグメントSUVとなり、サイズに比例して室内空間はカローラクロス、取り回しはヤリスクロスと異なります。

 そのため、おおまかに独身や夫婦であればヤリスクロス、ファミリーなどはカローラクロスと棲み分けが出来ると思います」

■パワートレイン、燃費、価格、ライバルはどんな感じ?

 パワートレインでは、カローラクロスに1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載するガソリン車とモーターと組み合わせたハイブリッド車を設定。カタログ燃費(WLTCモード)は14.4km/Lから26.2km/Lとなっています。

 駆動方式は2WDと電気式4WD(E-Four)となり、ガソリン車に4WDの設定はありません。

 ヤリスクロスは、1.5リッター直列3気筒エンジンを搭載するガソリン車とモーターと組み合わせたハイブリッド車を設定。カタログ燃費(WLTCモード)は18.8km/Lから30.8km/Lです。

 駆動方式は、ガソリン車とハイブリッド車に2WDと4WDが用意され、ハイブリッド車では2WDと電気式4WD(E-Fourを設定。)

 それぞれの車両価格は、カローラクロスのガソリン車が199万9000円から264万円。ハイブリッド車が259万から319万9000円です。

 ヤリスクロスのガソリン車は179万8000円から244万1000円。ハイブリッド車が239万4000円から281万5000円です。

 カローラクロスとヤリスクロスについて、ユーザーからの反響はどうなのでしょうか。前出とは別のトヨタ販売店は次のように説明しています。

「カローラクロスは8月21日から先行予約を開始しており、好調な予約台数となっていました。9月14日の発売以降はニュースなどを見たお客さまから問合せが多く入っています。

 カローラというブランドだから関心を持ったという人もおり、長年愛されるカローラブランドは健在なのだと思いました。

 トヨタ内ではヤリスクロスとRAV4、他社ではホンダ『ヴェゼル』や日産『キックス』、マツダ『CX-30』と比較される人がいらっしゃる印象です」

※ ※ ※

 トヨタでは、前述のカローラクロス、ヤリスクロス以外に「ライズ」「C-HR」「RAV4」「ハリアー」「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー」と多くのSUVが存在します。

 それぞれが異なるニーズに対応する特徴を持っており、現在のトヨタは「SUV王国」といえそうです。

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みんなのコメント

7件
  • ヴェゼル死亡確実で、ホンダ信者の工作活動が活発になってワロタ
  • carviewに張り付いてるトヨタ信者って何故かホンダ信者を目の敵にしてるよね
    ツダヲタより民度低いんじゃないか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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