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[中は大を兼ねる!!]扱いやすくて見た目も立派!! だったらSUVはミドルサイズで決まりでしょ!

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[中は大を兼ねる!!]扱いやすくて見た目も立派!! だったらSUVはミドルサイズで決まりでしょ!

 相も変わらず圧倒的な人気を誇るSUV。各社からさまざまなモデルがリリースされ、ユーザーは選択に迷ってしまうほどだが、走行性能や居住性、扱いやすさやステータス性など、トータルで考えたらミドルサイズが一番。「これを選べば間違いナシ!」の5台をお届けしよう。

文/木内一行、写真/スバルトヨタ日産ホンダマツダ

[中は大を兼ねる!!]扱いやすくて見た目も立派!! だったらSUVはミドルサイズで決まりでしょ!

【画像ギャラリー】ミドルサイズのSUVはコスパ最強!?(18枚)

■トヨタ・RAV4「元祖シティ派はSUVらしさを強調してイメチェン」

幾何学形状のオクタゴンを2つはめ合わせた「クロスオクタゴン」をテーマに開発されたエクステリアは、タフさと安定感のあるデザイン。リフトアップや大径タイヤの採用により、SUV感や高いオフロード性能を表現している

 シティ派SUVという新たな市場を開拓し、長らく第一線で活躍していたRAV4。3代目を最後に日本の市場から姿を消していたが、2019年に復活を果たした。

 通算5代目にあたる現行モデルは、タフさと個性を感じさせるデザインやクラストップレベルの容量を誇るラゲッジスペースなど見どころは多いが、一番のアピールポイントはメカニズム。

 エンジンは2リッター直4と2.5リッター直4+モーターのハイブリッドという2種。駆動方式はFFと4WDを設定し、ガソリン車の上級グレードは世界初の新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリング4WD」を採用する。

 これは、走行状況に応じて前後のトルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御するトルクベクタリング機構と、4WD走行が不要と判断した場合に後輪への駆動力をカットして燃費向上を図るディスコネクト機構を搭載。さらに、4WD全車に各モードに合わせて駆動力やブレーキ、ステアリングなどを最適化する4WD統合制御も装備される。

 2020年にはPHV車を追加。新開発の「THSIIPlug-in」はシステム出力306psを発揮し、力強い加速感を実現しつつ、クラストップレベルのEV走行距離95kmも達成。エクステリアも専用のグリルやLEDデイライトで差別化し、先進性をアピールする。

 当初のソフト路線から一転、オフロードが似合うSUVに進化したのが現行RAV4だ。

■日産・エクストレイル「先進のパワートレインで進化したタフギア」

 2022年にモデルチェンジし、4代目となったエクストレイル。初代からのDNAである「タフギア」を継承しながら、新たに「上質さ」を付与しつつ先進技術も投入することで、新世代のSUVへと生まれ変わった。

 最大のトピックはパワートレインだ。パワーユニットはガソリンエンジンを廃止し、1.5リッター直3ターボ+モーターのハイブリッドのみに変更。

 高出力モーターを搭載した第2世代の「e-POWER」は、発電用に世界で初めて日産が量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用することで、エンジン回転数を抑えて圧倒的な静粛性や振動の少なさを実現。それでいて、力強い走りを披露してくれる。

 さらに、4WDモデルは電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載。これは、前後のモーターと左右のブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化し、さまざまなシーンで高い走破性や快適な乗り心地、ワクワクした走りを提供するというもの。

 もちろん、力強さだけでなく上質さも感じられるエクステリアデザインや、使い勝手に優れた居住空間などもエクストレイルの魅力を大きく引き上げている要素だ。

 そして、グレードによって2列シート5人乗りの他、3列シート7人乗りを用意していることもライバルに対してのアドバンテージになっている。

 先進テクノロジー搭載のタフギアは、さまざまなシーンで活躍すること間違いない。

■ホンダ・ZR-V「異彩を放つデザインと爽快な走りでライバルを圧倒」

 北米ではベストセラーSUVとなっているCR-V。しかし、ここ数年の日本では人気が低迷し、ついに5代目をもって消滅してしまった。そして、そのCR-Vの抜けた穴を埋めるべく登場したのがZR-Vである。

 このZR-Vの見どころは、なんといってもデザイン性。

 ボリューム感のある流麗なプロポーションのボディは、流れるようなシルエットでSUVらしい力強さとともにスポーティ感も表現。“おちょぼ口”風のグリルやフルLEDのライトを採用したマスクがなんとも個性的だ。

 一方インテリアは、シンプルながら上質な造形として機能美を追求。水平、垂直、左右対称の骨格を基本的なデザインとし、各所にソフトパッドを用いて上質感を表現。運転のしやすさに寄与する爽快な視界も実現している。

 このデザイン性を引き立てるパワートレインは、1.5リッター直4ターボ+CVTと2リッター直4+2モーター内蔵電気式CVTの2種。

 後者はシビックにも採用されていた「スポーツe:HEV」で、従来よりも燃費性能や静粛性を向上させつつ、3リッターV6エンジンに匹敵する力強い加速を実現。SUVに搭載されるのは、このZR-Vが初となる。

 駆動方式は、それぞれにFFとリアルタイム4WDが用意される。

 ちなみに、北米では「HR-V」の名で販売されていることもお伝えしておこう。

■マツダ・CX-5「圧倒的な人気を保持するマツダSUVの旗艦モデル」

CX-5が高く評価される最たる部分がエクステリアデザイン。クルマの重心を下げてボディ全体がしっかりと地面をつかんだプロポーションを実現しつつ、フロントからリアへと一気に突き抜ける動きでスピード感を演出している

 それまで、プロシードトリビュートほどしかなかったマツダのSUVだが、CX系が登場してからその勢いは一気に加速。2007年デビューのCX-7は大ヒットまでには至らなかったものの、その後に登場したCX-5が大ブレイク。今やマツダの屋台骨を支えるほどにまで成長した。

 2017年デビューの現行CX-5は、「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」をキーワードに開発された。エクステリアは、重心を下げてボディ全体がしっかりと地面を掴んだプロポーションを表現。

 薄型化して低くかまえたヘッドライトと左右への広がりを表したシグネチャーウイングがワイド感を強調し、スポーティさを引き立てている。

 インテリアもマツダらしさが表れており、すべての乗員が心地よい緊張感と安心感を得られる空間とする一方で、ドライバーが運転に集中できる理想的なドライビングポジションを実現したのである。

 エンジンは、2リッターと2.5リッターのガソリン、2.2リッターディーゼルの3種でスタート。たびたび改良を施すとともに、一時期は2.5リッターガソリンターボも設定していた。

 また、シーンを選ばず意のままの走りを実現する、高性能軽量シャシーと先進の制御技術、そして数々のスカイアクティブテクノロジーにも注目が集まった。

 そう、CX-5はルックスだけでなく、メカニズムや走行性能でもライバルを圧倒するのだ。

■スバル・フォレスター「自慢のエンジンとAWDシステムで走りに磨きをかける」

 ワゴンとSUVのクロスオーバーとして生まれたフォレスターだったが、3代目で一気にSUV色を強めると、それ以降は本格派ミドルサイズSUVとして進化を続けている。

 現行5代目は、エクステリアで冒険心をかき立てる楽しさとたくましさを表現。ボディサイズを拡大し、ゆとりある室内空間を確保しながら先代と変わらぬ取り回し性も実現した。

 そして目玉となるのがパワートレイン。

 ガソリンエンジンは従来の2リッターから2.5リッターに変更され、2リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドも登場。

 「e-BOXER」と呼ばれるこのシステムは、走行状況に応じてEV走行、モーターアシスト走行、エンジン走行を効果的に使い分けるマイルドハイブリッドで、キビキビとした走りと低燃費を高次元で両立する。

 スバルのお家芸であるシンメトリカルAWDもアップデート。基本システムは従来と変わらないが、走行状況に応じてスロットルなどを自動制御する「X-MODE」に改良が施され、より簡単に高い悪路走破性を引き出せるようになった。

 そして、2020年には1.8リッターターボを追加。2021年の大幅改良では外観をリファインし、アイサイトも新世代に変更。「X-MODE」はさらに進化した。

 水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる優れた運動性能とSUVのタフな走りが同時に味わえるのは、フォレスターの専売特許なのだ。

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みんなのコメント

2件
  • ccn********
    CX5は最量販モデルではあっても旗艦モデルではないよ
  • suzuki
    ハッチバックのCセグメント辺りが日本は一番乗りやすいと思うけどね。馬力も150とかあるし。燃費は15ほど。ラゲッジも広すぎるくらいだし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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