整備やってます。セメント抵抗をメタルクラッド抵抗等に変えても問題ない?

Question

古い車ですが、FJZ80ランクル、1FZガソリン車、後付けターボ化してあるエンジンで、点火系をデスビレスのMSDに変えています。（ワコーテクニカルのCDI？）

1か所、配線途中にいわゆるセメント抵抗が付いているのですが、周りの碍子?瀬戸物の部分が劣化でひび割れ、端子も腐食してきて、2か所の端子のうち、片方は平型ギボシごと根元から折れています。エンジンはかかりますので、点火にはそれほど影響はないのでしょうが、タコメーターが不動です。どうにか腐った端子を接触させるとメーターが動きますので、タコへ行く点火信号用の配線のようです。

碍子部分の文字を頼りに、似たようなワット数、抵抗値の物を探しているのですが、セメント抵抗だと業販用の100個単位とか、しかも納期が1～2か月単位とかなので、ハイフラ防止抵抗みたいなメタルクラッド抵抗等の抵抗器で似たようなワット数、抵抗値で付け替えようかと思います。

問題は出ないでしょうか？

Answer 1

パッケージの違いです。
昔はメタルクラッド抵抗はあまり見かけませんでしたが、逆に今はセメント抵抗の方があまり見かけなくなっています(もっと昔はホーロー抵抗だらけだったのだろうが)。
いずれを使うにせよ発熱に応じた放熱対策が必要です(自然空冷・放熱器なしで間に合う箇所は巻線抵抗を使うのが一般的です)。W数は所定の放熱を行った場合の定格であることが普通なので、放熱の方法次第で高くも低くもなります。詳しくは抵抗メーカーのカタログ等で確認してください。
https://engineer-climb.com/resistor-coil-type/
https://www.nikkohm.co.jp/data/pdf/02_maki/wd_jp20201203.pdf

質問者からのお礼コメント

適当なメタルクラッドを入れてみました。とりあえずタコも動くようになったし、エンジンも問題なく動いていますので、様子を見てみます。
BAは詳しく書いていただいた方にします。他の皆様もありがとうございました。

Answer 2

抵抗値、定格ｗ数さえ整合していれば問題ないと思います。
極論、抵抗器の封入方法が違うだけなので。

Answer 3

抵抗値が同じなら問題ないです。違う物をつけると実回転より高め低めに誤差が出る。

Answer 4

大雑把に言うとメタルクラッド抵抗はセメント抵抗をヒートシンクで囲って放熱性上げて大電流に対応出来る様にした物ですので、抵抗値等同じなら問題ないかと。