アルテッツァ RS200のボルトオンターボについて

Question

こんばんは。アルテッツァ RS200を近日中に購入予定です。購入する個体はまだ未定ですが、その仕様にかかわらず、車高調、ホイール、デフを新品で導入、ブレーキパッドもスポーツパッドを新品で交換はするつもりです。
そのうえで、トラストのボルトオンターボ導入を考えております。そこで、以下数点の質問があります。

・インタークーラーなし、ボルトオンターボキットのみでの運用では、やはりノッキングが起きるのか

・インタークーラーあり、ボルトオンターボキット付属のeマネージの吊るしで制御する場合、ラジエーター、オイルクーラーの交換は必要か、もしくはローテンプサーモだけで良いのか

・もしパワーFC制御とした場合、現車セッティングの費用の相場はどうか

・インタークーラーはありとして、キット付属eマネージ吊るし制御、パワーFC現車セッティング制御、これらは、エンジン本体のチューニングはガスケットを含めて一切なしの場合、シャシダイ、もしくはダイナパック等でどれくらいのパワーとトルクを得られるか

・純正ラジエーター、ローテンプサーモなしの場合の、水温や油温はどれくらい上がるか

これらについて、一概には言えないでしょうが、ご教示下さると幸いです。ご回答お待ちしております。

Answer 1

私は、アルテッツァにトラストのターボキットを付けて、インタークーラーなし・インタークーラーあり・インジェクターやガスケット変更・ピストン変更…と、一つ一つステップアップしてきました。


・インタークーラーなし、ボルトオンターボキットのみでの運用では、やはりノッキングが起きるのか

付属のe–マネージはベースデータが入っていますので一応は動きますが現車合わせが必須です。
高回転や夏場はノッキングの嵐でまともに踏めません。


・インタークーラーあり、ボルトオンターボキット付属のeマネージの吊るしで制御する場合、ラジエーター、オイルクーラーの交換は必要か、もしくはローテンプサーモだけで良いのか

ラジエーターの容量アップはやれるならやるに越した事はありません。
ローテンプサーモなんて要りません。温度が上がってしまえばそれまでですから意味がありません。
オイルクーラーの装着もサーキットを走らないのなら必要ではありません。逆にオイルクーラー装着は冬場にオーバークールとなります。
e-マネージは、基本データは入っていますが「動ける」ってだけですので、先にも言ったように吊るしでは気持ちよく走れず、場合によっては街乗りもままならないくらい全く使えません。


・もしパワーFC制御とした場合、現車セッティングの費用の相場はどうか

ECUセッティング自体の費用は双方あまり差はありません。その依頼するショップによります(ちなみに1回のセッティングでだいたい10〜15万)。
e-マネージもパワーFCも基本的に特約店資格のあるショップで無ければセッティングが出来ません。
…「パワーFC制御にするとよりパワーが得られる」と思ってる様に見受けられますが、パワーFC制御にしても基本的に得られる馬力は変わりませんよ。
パワーFC制御の場合は、VVT-iを弄りトルク特性を多少変更出来るくらいです(大幅に変更したいならカム交換が必要)。


・インタークーラーはありとして、キット付属eマネージ吊るし制御、パワーFC現車セッティング制御、これらは、エンジン本体のチューニングはガスケットを含めて一切なしの場合、シャシダイ、もしくはダイナパック等でどれくらいのパワーとトルクを得られるか

インタークーラーがあったとしても、ECUが吊るしではまともには走れません。馬力の方も30もアップすれば良いところです。
現車合わせすれば50〜70馬力アップと言った所です。


・純正ラジエーター、ローテンプサーモなしの場合の、水温や油温はどれくらい上がるか

現車セッティングがきっちり出来ていれば、純正ラジエーターでも水温・油温ともノーマルと同じ値で安定しています。ただし、サーキットを走るのなら話は別で、ラジエーターの容量アップは必須です…ま、NAの状態でも同じですけど。
ローテンプサーモについてですが、勘違いされています。ローテンプサーモは水温を下げるモノではありません。ローテンプサーモは弁が開くタイミングを早めて、早いタイミングで冷却水を循環させられるよ、ってだけで水温が安定してしまえば純正品となんら変わりありません。逆に冬場には早くから循環させてしまう為、水温が安定値まで上がり難いと言う弊害が出ます。


ちなみに。ターボキットを付けるのなら車両の状態に注意してください。アルテッツァは約20年前の車です。
距離の出ているエンジンにポンと付けても最良のパフォーマンスは得られません。
距離の出ているエンジンにターボキットを付けようとする場合は(10万キロ以上の場合は)、先ずエンジン自体をリフレッシュ(オーバーホール)してからの方が後々のトラブルも回避できますよ。

質問者からのお礼コメント

大変丁寧に、分かりやすく、詳細に教えて頂き、ありがとうございました。近日中に個体が決まりますので、良いカーライフを送れそうです。

Answer 2

＞シャシダイ、もしくはダイナパック等
＞でどれくらいのパワーとトルクを得られるか

ピストンとかエンジンその他がノーマルのまんまだから
いいとこブースト0.4程度・・・50馬力アップできれば
充分な感じがします。