セルがしっかり回るのにエンジンがかからない原因はどういうものがありますか？

Question

スズキアルト16年式、オートマチック車ですが、セルはしっかり回りますが、エンジンがかからないことが度々あります。ただし、アクセルを踏みながらキーを回せば、問題なくかかります。

このような症状は何が原因で起こるのでしょうか？

Answer 1

ＩＳＣバルブに作動不良が発生していると思います。
ＩＳＣバルブはアイドリング回転数を制御するもので、スロットルボディに取り付けらた電磁バルブなのですが、通常はバルブの開閉により低速時の吸気量を調整する部品です。これが一時的に作動不良を起こすと吸気不足となり、エンジンがかかり難くなったり、アイドリングが不安定となる場合はあります。今回の始動不良は全閉固定で吸気ができず、アクセルでスロットルバルブを開くとことで始動が可能になったと推測します。
ＩＳＣバルブの分解点検か交換をお勧めしますが、時々耳にするトラブルでもあり、販売店には無償修理が可能かどうかも確認してから修理を依頼した方が良いでしょう。

追記
ISCバルブが開かなければ、始動後のアイドリングは不安定になるのですが、バルブ可動部が摩耗して渋りが発生した場合というのは、エンジン始動による振動がきっかけとなって、直後にバルブが正常な位置に戻るため、回転も問題なく安定します。この現象自体は推測上のものではなく、同様の機構が使われているエンジンで発生したトラブル事例としてここで打ち上げをしています。当然ですが、点火系、燃料経路といった始動に関わる全ての部位に対しての可能性も否定はできないでしょう。

Answer 2

他の方も書いて下さってますが、私もプラグを一番に疑います。

掛らない時、燃焼室内が希薄(燃料が薄い)状態か、それと同等レベルになるまでプラグの点火性能が落ちてるかだと思いますね。
もし燃料が多くて始動できないのであれば、その後アクセルを開けて試してもすぐに正常な始動はできませんので。

エンジン始動時って、アイドリング時と同じ量のガソリン噴射しても火が付かなくて、それこそアイドリングの5倍10倍の燃料を噴射してようやく着火出来るんですが、そこでプラグの着火性能が落ちると、やはり始動性が露骨に落ちます。
クランキング(セルを回す)中だけ燃料噴射量が少ない状況も考えられなくは無いですが、私なら疑う順番としてはもう少し後にします。

他の方が書いているアイドルアップのバルブ(例えばISCVはトヨタが使う名称)が閉じていても、普通はエンジン掛ってアイドリングが低くて不安定orストールになるだけですから、多分違うと思います。

Answer 3

プラグが悪いんだろ。

冷間時だけならお尻側を風下に向けて止めてみな。

最近の軽自動車はマフラーが見えないか、排気口が下向きに着いてるだろ？ これがヒントだよ…

ガソリンの質とかでバルブシートの密着が悪く圧縮が抜ける車も多し… これの可能性も在る。

大抵はプラグを交換すると嘘の様に直る。

Answer 4

単純に1つの部品が悪いこともあれば、複数の部品の不具合が重なって悪くなることもある。

アクセル踏んでかかるなら、ＩＳＣＶの固着が考えられますが・・・
とりあえず点火系を点検して、ＩＳＣＶ分解ですかね。
でも壊すと数万なので、下手にいじらないほうがいいです。

Answer 5

＞セルがしっかり回るのにエンジンがかからない原因

燃料ポンプの経年劣化
ガソリンが燃焼室に噴射されていない
スロットルバルブの固着
自動チョークのバルブ作動

点火プラグ（経年劣化）に火が飛ばない
ダイレクトイグニッションコイルの経年劣化
カムポジションセンサーの経年劣化
クランクセンサーの経年劣化
水温センサーの不良

キー奥にある
イグニッションキースィッチのグリス切れ

ほかにもありますが
ＩＳＣＶが悪いなら調子が悪くてもエンジンは始動できますが、
ＩＳＣバルブが詰まると、アイドリングが安定しません