最近あぶない刑事を見ました。 日産レパードが活躍していました。 でもふと思ったのですが、覆面パトカーでレパードみたいな２ドアクーペって実際あるのでしょうか？ 高速隊とかにはフェアレ

Question

ディZとかあるのは知ってますが、捜査車両で２ドアは見たことないかと。
もしあるならスカイラインクーペとか覆面だとカッコいいですかね。

Answer 1

むかし、大阪府警には黒のマツダMX-6なんて変な車がありました。

質問者からのお礼コメント

それは知らなかった

Answer 2

基本的に、パトカーは白黒、覆面問わず４ドアです。
これは、事情聴取や反則処理のために被疑者等をパトカーに乗せなければならないことがあり、それが行いやすくするためです。

パトカーは単価が高いため、購入は入札になるのですが、その際の「仕様書」というものがあります。
仕様書は、調達したい機関が「こういう機能や構造のもの」と、ある程度条件をつけるものですが、この中で「４ドアセダン型であること」などといった指定がなされるのです。

では、なぜ２ドアクーペ型パトカーがあったのか…というと、大抵は「寄附受納」なんです。
寄附というのは、基本的に「寄附者（寄付をする人）」の意向に沿って行われます。
そのため、例えば「パトカーにはダサい車が多い！スポーツカーで取締れば、スピード違反も減るはず！」と、スポーツタイプの車を寄附すると言われれば、警察本部も「それではダメです」とは言えないんですよ。
あとは、気まぐれで買うぐらいですね。

余談ですが、寄附などで外車などをもらうと困るんですよ。
私は消防に勤めていて、以前、日本の貿易黒字削減のために、ベンツやフォード製の救急車が多数、導入されたのですが、故障すると部品を本国から取り寄せるため、つまらない故障の修理で、本国での単価が数千円の部品を交換するのに３ヶ月かかる…なんてことがありました。
もちろん、部品の共通性もありません。
例えば、オイルフィルターエレメントは、それ自体を作るメーカーが少ないため、作られる形が限られます。自動車メーカーも、そのエレメントが取り付けられるようにエンジンを作ります。そうなると、例えばトヨタの車のオイルフィルターエレメントがマツダ車や三菱車でも使えるということが起きてきます。しかし、外車はそうはいきません。場合によっては、ネジなどの規格が違うこともあるんですから。

また、寄附は、寄附者側からすると基本的に「物をあげて終わり」ですが、もらった方は、その後の維持管理もしなければなりません。
先ほども書いた通り、数千円の部品を本国から取り寄せるため、送料が何倍もかかるとか、メンテナンスできる業者が少ないため、国産車より維持費がかかることも珍しくありません。
なので、なるべく変わった車は導入したくないんですよ。