2012年8月に発売された ミラージュ （三菱自） が 、日本国内で売れてない（本質的な）理由を教えてください。

Question

三菱自動車は2012年10月1日に受注台数が、8月31日の発売開始から1か月で1万603台に達したと発表していますが、
自販連の車種別販売台数の月別統計を見ますと、
9月 4483台（14位）
10月 3054台（15位）
11月 2467台（20位）
12月 30位以下のランク圏外（トヨタマークXの1403台以下）
2013年1月 30位以下のランク圏外（日産シルフィの1707台以下）
となっています。
つまり、発表が販売会社を通じて脚色されたり（発注と同時にキャンセル とか 即倉庫行きなど）したものでなければ、販売開始1ヶ月以降の月については受注が1000台にもまったく満たない、レアもの車種並の販売成績です。
TVでは唐沢店長、本仮屋ユイカ店員のインパクトの強いCMが相当回数流れています。
三菱自動車としては2012年度で30000台の販売予測を立てています。また、上位30位圏内の車種は三菱にはないため、ホンダでいうフィット、日産でいうノートのような役割を担わせるつもりではなかったのかと考えられます。
でも、結果が上記のとおりです。

売れない理由として考えられるのは
① 日本人として、高い買い物に国産ではない、タイ製に抵抗があるため。（品質、ブランド両面で）
② この車種、グレードでの値段が高すぎるため （アセアンに比べた内外価格差）
③ そもそも三菱自動車が敬遠されている（2000年のリコール隠しと 2012年の121万台の内部通報に発する遅すぎるリコール問題など）
④ ニーズ、魅力のまったくない車
⑤ まったくの他車種といえどもデリカのような恐怖感的イメージがいまだ三菱車全体から拭えていない。
⑥ この値段帯と車種の客層は、軽自動車に流れている。
⑦ 役所的に、惰性で考案、設計された車
⑧ ターゲットとなる年代層、性別が不明確
ぐらいが自分にも思いつくのですが、より、的確に問題点を答えられる方、ぜひご回答願いたいと思います。

あ、ちなみに、私は業界関係者ではありません。 ただの安月給の化学エンジニアです。

Answer 1

私なりの分析ですが…

①あまり関係無い。
このクラスを買う人は車に詳しく無い人が多く、マーチも含めてタイ製だと知らない人がかなり多い。

②むしろ安いと思います。

③これは非常に大きい。日本人はメーカーイメージに左右されやすい。
(ブランド物に弱い)
良い例がトヨタ信者。でないとヴィッツやパッソみたいな糞車が何故あんなに売れる？

④ニーズはあると思うが、ミラージュに魅力が無い。
例：使い勝手の良さ・燃費向上の飛び道具が無い(HV,ｽ-ﾊﾟ-ﾁｬ-ｼﾞｬ-)・Style・etc.

⑤③と同じ意味合いですね。

⑥あると思います。軽と丸被りです。

⑦微妙… 一応世界戦略車ですし。

⑧不明確≒全てターゲット
結果、二兎追う者は一兎も得ず。

といった感じです。


私が思うに、室内空間や使い勝手の面では軽自動車に劣り、ＨＶの様なインパクトのある魅力も無く、スタイルも地味という、消費者が
｢これでないと!!｣
と積極的に選ぶ理由が無いからだと思います。

後やっぱり三菱のメーカーイメージの悪さは非常に大きいと思います。


個人的には、車自体は真面目に作られており、値段相応かやや安いと思いますので、ヴィッツ・マーチ・パッソよりは、よっぽど良いと思いますが……

質問者からのお礼コメント

多くの丁寧な回答ありがとうございました。新型ミラージュは精彩さや特徴に欠けるものの、値段相応の質、性能として、パッソやヴィッツとは十分に互角に戦えるポテンシャルを兼ね備えてるようですが、やはり積年の企業イメージとそれに起因する販売網の細りが主原因のようですね。 たしかにスリーダイヤのエンブレムでなく、OEMで日産やトヨタ、ホンダのエンブレムがついてその販売網であれば、５０００台/月は確実だったでしょう

Answer 2

私は個人的に以下だと思います。

⑥ この値段帯と車種の客層は、軽自動車に流れている。

価格と装備を考えると軽自動車の上級グレードと競合します。かと言って、軽自動車よりも車内が広いことはありません。（内装のチープさは軽自動車以下でしょう）

三菱も売れる車とは判断していないのだと思います。販売会社からの圧力を回避するためにCMを流しているのでしょう。あくまでも新型EKワゴン発表までの「つなぎ」なのだと考えます。アウトランダーPHEVが絶好調とのことなので「つなぎ」傾向は顕著になるかと思います。

三菱のミラージュと日産のラティオは、どう考えても日本で売れる車ではないと思います。両車とも内装があまりにもチープであり、あまりにも高価過ぎると感じます。定価ベースで20万円程度安くならないと値引きを考慮しても購入を躊躇う価格です。（タイ生産のメリットが見えず、メーカーオプションの選択面でデメリットが見えます）

今の価格ならダイハツのムーヴや、ホンダのN ONE、スズキのワゴンRなどを選択した方が全ての面で賢明なのではと思ってしまいます。

私的には新型EKワゴン発表と同時期か直後に「ミラージュ・Limited」などの名称でお買い得モデルを出すと考えています。大昔、ミラージュ・マリオンをセカンドカーとして所有したことがあります。88.8万円で1300CCの3ATでした。（バブル期の末期でした）三菱自動車に悪いイメージは持っていません。

Answer 3

リコール関係で三菱のイメージが悪くなっている間に、他社に顧客が奪われたということだと思います。

そう言えば日産マーチもタイ製に切り替わりましたが、やはり先代の頃の勢いはないですよね。

Answer 4

特徴がない、印象が薄い、これに尽きるんじゃないですか。それに馴染みがない。
トヨタやホンダなら大半の人が他車とたいした比較もせず買ってくれるでしょうが、マイナーメーカーを候補にするのは、車の中身にうるさい人や、こだわりのある人がほとんどでしょうから、おいそれとは売れないでしょうね。

Answer 5

サイボーグがあったら買うのになー。
日産ノートのSCより速くて低燃費ならみんな買うかも。

Answer 6

①③⑥が当てはまりますかね。
あと一番大きな理由は三菱自動車自体がミラージュを日本で売る気があまりありません。これは社長も言ってました。
あくまで新興国がメインの車で日本ではおまけで売ってる感じでしょう。
現在東南アジアではバカ売れ状態みたいなので会社的には成功でしょう。
日本のディーラーがかわいそうですが。

Answer 7

三菱だから売れな、販売に力を入れない。
日本の車はエンブレムが違うだけです
ミラージュにトヨタのエンブレム付けて
トヨタが売ると売れるし、プリウスに三菱マークを
つけて三菱が売ると売れない。

Answer 8

ミツビシ自身がすでにシェアがないからでしょう。
パイはすでに切り分けられていて、ミツビシの取り分はないんです。
新たな会社を立ち上げる場合などもどうやって自分の取り分を確保するか、
カンタンではないですよね。
ミツビシはかつてのヒョンデと同じになってしまいました。
安いだけでは日本で通用しません。
でも個人的には新ミラージュを街で見て、リヤハッチの左右の隙間が、
違っているのを見て「あぁこれはだめだ」と思いました。
あんなところを販売会社は気が付かないで売ってるとは。
あんなだれでもすぐわかるようなひどい商品をそのまま渡すというのは、
他の部分だってろくに点検などしていないでしょう。
もし不具合が出てきても店は「どうせオレのせいじゃねーよ」になるのは見えてますよね。
客は敏感ですから、口に出さずともわかってしまいますよ。

Answer 9

三菱ディーラーが近所に無いんだ

プジョーならあるんだが。

チャンネル少ないだけで売れにくいのでは？

Answer 10

三菱だからってのがやっぱりかなりの割合を締めると思いますが、そもそも車になんの魅力も感じません。

しかも今時はね上げ式のドアハンドル。。軽ですらあんまり見かけないのに。

寧ろ売れる理由って何かありますか？と聞きたい位です。

Answer 11

まず、インパクトの全くないスタイルですね。他車を寄せ集めたようなスタイルは魅力を感じません。

そして、三菱のイメージの悪さ。
余程、個性のある魅力的な車を出さなければ顧客はトヨタやホンダ等に流れるでしょう。
どうしてもこの車でなければと顧客が指名買いするような魅力がミラージュには全く感じられません。
ディーラーの接客にしても、三菱はトヨタや日産に比べて劣りますしね。

そして、この程度の車であれば軽でもいいんじゃないかと思う人が多いのだと思います。

貴方が言われている③④⑥になりますが、そんなところだと思います。