メルセデスベンツ Bクラス（１７００ｃｃ）の中古車の購入を考えてます。

Question

０７年式や０８年式モデルの中古車が手の届く価格になっています。
デザイン、質感に惚れました。そこで、一度はメルセデスB170に乗ってみたいと思っています。
ただ懸念事項として
輸入車は国産車より維持費が掛かる、故障した場合部品代や工賃が高いなどよく聞きます。
実際はどうなんでしょう？故障がなければ国産車の同クラスと維持費は変わらない筈ですよね？車検代も
私の周りには外車オーナーが居ないのでいろいろ教えてください。
消耗部品（ブレーキパッドやベルト類）はやはり高価ですか？純正ではなく代替部品として信頼のある安価なものはありますか？
タイミングベルトはチェーン式ですか？
正規ディーラーが行っている新車購入後の３年ｏｒ５年のメンテナンスサービスを受けている車なら７万キロ走行の中古車でも安心して買えますか？逆に数万キロしか走っていない車は適度に消耗部品の予防交換がされていなく避けたほうが良いのですか？
Ｂクラスはオイル交換やブレーキパッド交換のお知らせランプと言うものが存在するのですか？一般ユーザーではこの部品交換後、リセットできないのでしょうか？
オルタネータはノーメンテで１０万キロもちますか？
他にここの部品が弱い（持病）など、注意すべき点がありましたら教えてください。
質問だらけですが、よろしくお願いしますm(__)m

Answer 1

ベンツＢ１７０の中古車購入に際して

Ｂ１７０ですとＭＣ（０９年８月）前の前期型ですね。
予算が許すのならば、０９年式以降の初回車検前の中古車を
３年目～５年目の延長保証サービスに加入出来る車両が好ましいです。

Ｗ２４５－Ｂクラスの中古車選びやメンテナンスに関しては
過去に幾つか回答をしていますので、参考にして下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165141961
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1263292167
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1074202850

ただ、Ｂ１７０は装備品が少ないグレードですので物足りないかも？
標準装備項目を増やした仕様である「スポーツパッケージ」の車両が
選択出来るのならば候補に入れて。ただし、硬過ぎる！と不評だった
スポーツサスペンション仕様とノーマルサスペンション仕様があるので
その確認は必要。ただインチアップなどを考えているのならば・・・
本来は１７インチのオプションホイール＆タイヤはスポーツサスとセット
の様ですので、ドレスアップ＆カスタマイズを考えているのならば
スポーツサスペンション仕様のＢ１７０スポーツパッケージが良いかと。

維持費は
諸税は排気量、車重に応じてなので国産車と同条件
点検整備の費用に関しては、車を知り、壊さないように乗るのならば
最低限の消耗部品の交換と整備で乗れますし、Ａ＆Ｂクラスならば
基本整備費用も比較的抑えられています。
燃料費に関してはハイオクガソリンですし、街中を走るような条件下では
国産車程の燃費は出せませんが、ＣＶＴなので大きな変動は無い
半面で高速を利用した遠出でも改善は意外と少ない様ですね。

Ｂ１７０だと、パワー不足を感じるかも？
特に発進加速のパワー感が薄いので（良く言えばエレガントな加速）
２人以上で乗る機会が多いのならば、高速を多用した遠出が多いのなら
Ｂ２００又はＢ２００ターボの方がストレスは少ないかも？
だだし、排気量が２０３４ｃｃとたった３４ｃｃの差で自動車税は～２．５Ｌの
税区分となるので悩むかも？。

部品に関しては、純正部品でも安い通販・業販も有るし（先の回答者参照）
ＯＥＭ品（純正部品の製造・納品メーカーによる自社ブランド部品）等や
社外品（純正の互換部品）も比較的多いので、工夫次第で部品代等は
安く抑えられます。半面で近年はネット上でＯＥＭ品/社外品の偽物が多く
持ち込みを断る所も有りますので、事前に確認を取ってからの購入を！
信頼出来る純正部品とＯＥＭ品/社外品を上手に使い分ければ維持費は
安く済ませられます。

カムシャフト駆動はタイミングチェーン式です。オイル管理を怠らなければ
まず無交換のままで済むかと。

ブレーキパットとローターも、Ａ＆Ｂクラスは視点位置が高いので
前方の交通状況を把握してのアクセル操作を心がければ
ＦＦなのでリヤ側の減り（磨耗）は少ないので心配するのはフロントのみ。
乗り方次第でパットは５万ｋｍ持ちます＆だからローター交換は１０万ｋｍ
ブレーキパットの交換はパットセンサーが付いてます。

エンジンオイルに関しては、エンジンの可動状況、走行距離や経過時間
等を計算して交換時期を知らせます。一応の交換時期の目安としては
１年ごと又は走行距離１５．０００ｋｍ～最大で３０．０００ｋｍ（？だったかと）
短距離＆短時間が多ければ１．５万ｋｍで、長距離＆連続長時間が多いと
最大で３万ｋｍまで交換時期が伸びます。ただしＮｏメンテナンスでＯＫ
では有りません。オイル消費量は国産車よりも多目なので場合によっては
補充の必要も。オイル量もメーターパネル内のインジケーターが確認可能
認証オイル又は同等以上の品質のオイルを使う限りはオイル交換頻度は
意外と少な目かと。

メンテナンス時期を知らせるインジケーターは
制御システムにエラーが出てないか？を調べて、必要なら点検を
問題が無ければエラーログの消去/リセットの作業も大切なメンテナンス
ですのでディーラーの方が安心。ＰＣにも似て不要なエラーログの蓄積は
予期せぬトラブルの芽となる場合も意外と多いです。

オルタネーターのトラブルは聞いた事は無いですね。
ただし
一般的な車と異なりＡＣコンプレッサーと共に車体の最下部に位置するので
水没（冠水走行）は厳禁ですよ。オルタ＆コンプレッサー類を駆動している
Ｖリブドベルトとテンショナー＆プーリーに関しては、国産車と比較すると
交換時期は短めかも？走行５万ｋｍ超えなら予防整備で交換をお勧め。

スターターモーターも、まず壊れない？国産車と比べると弱い方かな？
交換はエンジンを半降ろし以上の作業となるので交換工賃は痛いです。

基本的な設計思想と基本構造は極めて保守的で枯れた技術の車であり
少し古い輸入車の扱い方＆走らせ方を守るならば安く乗れる車かと。

質問者からのお礼コメント

お二人とも良いアドバイスいただき、ありがとうございました。
Ｂ ＣＬＡＳＳに特化して回答していただいた方にベストアンサー差し上げます。

Answer 2

先日までメルセデスのCクラスに乗ってました。
メルセデスとしてのウイークポイントは、ほぼ同じだと思うので、その経験を元に書きます。

維持費に関しては、故障しなければ確かに国産と同じですし、同じクラスの国産よりは燃費が良いと思います。
ただし、保険や洗車サービスなどを受ける場合は、一律で外国車として扱われるので、若干高くなります。

部品は国産に比べると高価です。これはすべての部品に関税が掛かるため、仕方ない面があります。ただし、ヤナセなどのディーラーは、部品を持っていけば取り付けなどもやってもらえるので、
ディーラーで診断→格安部品を入手→持ち込んで交換
という方法をとるユーザーが多いです。
格安の部品は、ヤフオク等で中古部品を入手する場合と、SPEED JAPAN等の直輸入をしてくれる所を使うと良いです。
http://www.speedjapan.co.jp/

消耗品は交換されている方が良いですが、個体差が大きいのでかならず試乗した方が良いです。
また、メンテナンスサインは素直に従うのが得策です。全体的なバランスが崩れると、とんでもない不具合につながります。
また、ブレーキの摩耗サインは、ブレーキパッド内のエンドサインの少し前にセンサーが飛び出している形をしているので、交換ランプが点灯後に乗り続けると、センサーごと交換になるので、修理費が高くなってしまいます。

オルタネータは、個体差が大きいですが、そんなに直ぐには壊れません。

特有の問題としては、ブレーキパット2回交換に1回の割合でローターも交換になります。
弱い部分としては、エアマスセンサーの故障が非常に多いです。また、ガラスのATと言われるほどATは壊れやすいので、R→Dを車が動いている最中に行うと、壊れることが多くなります。
それから、年式が古くなるとハーネスが逝きます。ここは国産に比べると非常に弱いです。10年落ちた車両であれば、大きな支障が無くても交換することをお勧めします。自分はその原因で２台ダメにしてます。