普段は足車的に乗っているが、都内街乗り・首都高速・遠出全てをそつなくこなせて、物・人をいっぱい載せられて、かつ運転が楽しい車って殆ど見つからない。 流
2010.8.17
- 総評
- 普段は足車的に乗っているが、都内街乗り・首都高速・遠出全てをそつなくこなせて、物・人をいっぱい載せられて、かつ運転が楽しい車って殆ど見つからない。 流石に年々保守パーツが減ってきているので、プジョーあたりがこの車を丸ごとパクった新車を出さないかと思ってしまう。 中毒性が高い車なので、ディーラーとかに整備で1-2週間入庫していると、乗りたくてうずうずしてくるのが困る。 キーをひねってエンジンがシュワーンってかかった瞬間から快感が始まるように設計してある。 このシュワーンがたまらないのだ。 多くの趣味車を乗り継いだがこれほど自分のTasteに合った車は無かったと言える。
- 満足している点
- ○ 素晴らしいデザインと低い車高。 凝りに凝った曲線を使った何度も振り返って見たくなる造形美。 運転席から手を伸ばせば地面に触れられる!
○ 素晴らしいエンジン。 2リッターV6NAは低速も高速も素晴らしい音で回る。 かつV6とは思えない振動の少なさと軽い回転。 昔乗っていたアルファ156前期型のV6より気持ちいい。 社外マフラーにすると更に快感。
○ 素晴らしいパッケージング。 5ナンバーなのに大人4人が余裕で乗れる。 後席の足元が広い。 4ドア+ハッチバックの利便性。 後席のアイポイントが高くて閉塞感が少ない。
○ 素晴らしいハンドリング。 首都高が楽しくてしょうがないコーナリングの安定性と、1200kg台という車重の軽さからくる慣性モーメントの低さ。 後ろから来る車が驚くほどのコーナリングスピードを安心して保てる。 飛ばしているカイエンやAudi TTと並んだ時にランティスのコーナリングスピードの方が速かった時があったのにはちょっと驚いた。
○ 取り回しの良さ。 ラテン系欧州車の中には回転半径が大きすぎて都内で何度も切り返しを迫られたりする車もある。 また最近の車は車幅がありすぎて裏道を積極的に使えなかったり、2ドアクーペの中にはドアが十分開かずに乗り降りに苦しんだりすることがあるが、ランティスはそんな不便は無い。
○ 素晴らしい高速安定性。 フロントヘビーであることも手伝ってぬふわkm以上での巡航が楽勝。 長距離走ると疲れが少ない事に後で気が付く。
○ 空力がいい ∵ 車幅が狭い/車高が低い/前面投影面積が小さい/斜度の大きいフロントウィンドウ周り。 エンジンも高回転型なので、空気抵抗が問題になる速度域以上の加速感が良く、最近の巨大冷蔵庫型ミニバンが苦しそうに喘いでいるのを横目に一気に追い越せる。
○ 良く効くエアコン、全ての窓を全開に出来る空調・換気の良さ。
○ 少ない故障。 ランティスは3台目だが、1代目は新車から15年殆ど故障無し。 2代目・3代目は故障らしい故障無し。
○ トラクションがいい。 フロントヘビーではあるが、サーキットとかで無ければそのデメリットを殆ど感じさせないマツダの技術は凄い。 自分は基本後輪駆動派だがランティスのFFはFFのメリットを最大限活かしていると思う。
○ ディーラーの人が親切。 私の経験した範囲内では、ランティスはどのマツダディーラーに持っていっても歓迎される。
- 不満な点
- △ 燃費は2リットルNAなのによくない。通常都内で8km/㍑ちょいぐらい。(ATのせいもある。気持ちいいからあきらめがつく)
△ ヘッドライトが暗い(これはHIDに交換すればいいだけ)
△ 内装の質素さ、高級感皆無 (質実剛健で慣れればあまり気にならない)
△ あまり走っていないので知名度が低い(街で見かけないという点では長所でもある)
△ 人によっては足回りが硬すぎると思う人もいるかもしれない(そのかわりコーナーは本当に楽しい)
△ リアのタワーバーが純正で付いているのは運動性能上いいのだが、大きな荷物を載せる時少し邪魔になる。 ロードバイクを載せた時タワーバーの下に潜り込ませるのに苦労した(でも載った)。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験