マツダ フレア のみんなの質問

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車のエアコンガスについて質問します。

車のエアコンは家庭のエアコンと違って所々の配管にゴムを使ってます。

家庭用は固定されてるので振動に影響されない為、溶接したりして抜けにくい。

車は振動するので仕方なくゴムの配管を使用してるので年間30~50抜ける可能性がある。

車のエアコンに対して一番良いのはガスクリーニングする事。
ガスクリーニングとは車の中に入ってるガス・不純物・水分を全部抜き、専用の機械で不純物・水分を取り除き、綺麗になったガスを車に戻し、不足した分のエアコンガスを補充し、エアコンオイルなどを入れると思うのですが、これらの事をディーラーはしなくなったのですか?

補充だけだったら、可充填(漢字間違ってたらすみません)になりませんか?

補充だけだったら残りの残量がどうして分かるのでしょうか?

そもそもガスクリの機械はリースなので割りに合わないから止めたって本当ですか?

補足

昨日、帰って来たガソスタ勤務の夫から「お前、なんで、こんな馬鹿な質問したの?」と言われました。皆様と同じような事を話してました(夫をちょっと尊敬) 実は私も別会社ですがガソスタで働いてます。 上司は整備士免許も持ってるので上司おすすめのトークを練習してたのですが、ディーラーがしないのに、何故ガソスタで?と思ったので質問した次第です ガソスタは洗車で稼ぐのが正解!!ですね! 整備士免許持ってても嘘教えるし・。

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ベストアンサーに選ばれた回答

【補足のご質問に】
そのようなご事情があったのですね。よくわかりました。

=====================

たいへん恐縮ですが,すべての情報が間違っています。

●どこから冷媒が漏れるのか?
自動車はコンプレッサの吸入・吐出用フレキシブル・ホースにゴム材料を使うので,漏れやすいわけではありません。漏れるのは,エンジンの駆動力で駆動されるコンプレッサの軸シール部分からです。家庭用エアコンやパッケージエアコンのコンプレッサは,モータをコンプレッサ内部に収納する密閉式コンプレッサのため,軸シールが無く,軸シール回りの漏れはありません。

CFC-12冷媒の頃は,ゴム材料からかなりの量の冷媒が漏れていました。しかしHFC-134aでは,ゴムホースの内側にナイロン・コーティングしているため,ほとんど漏れません。

コンプレッサの軸シールの次に漏れ量が多いのは,配管継手のOリング部分からです。古いエアコンやパッケージエアコンでは,フレアを使っていました。これは金属接触なので,漏れ量はほとんどゼロです。しかし作業手順に不良があり,フレア面に傷があったり,微小ゴムがあると漏れがありました。現在の自動車用エアコンは,Oリングシールなので,この手の作業不良はほとんどなく,漏れ量が劇的に減っています。

●年間漏れ量とプラトー領域
乗用車の年間平均漏れ量は約10gです。

次に冷媒充填量のバッファ量(冷媒量にかかわらず,性能がほぼ一定の領域)は約50~100gです。これから,たとえ漏れ量が10gであっても,5年間は性能が維持されます。冷媒量を変化させても,冷凍能力がほぼ変化しないため,この50~100gは,プラトー領域(高原状態の意味)といいます。

●ガス・クリーニング
ガスのクリーニングは,まったく無意味です。冷凍サイクル内を洗浄するなら,HFC-134aの液冷媒を使う方式でなければ,意味がありません。この時,すでに充填されていた冷媒は冷媒回収機で完全回収し,サイクル洗浄し,真空引き後,正規量を冷媒充填機で充填します。回収した冷媒を何らかの方式でキレイにして,再使用することはありません。

●冷媒洗浄機
液冷媒により冷凍サイクル内を洗浄する機械は,購入しても10万円以下であり,年間リースしても,2~3万円です。割に合わないという価格ではありません。

●ガスだけをクリーニングできるか?
冷凍サイクル内にある不純物は下記の4種類です。

・コンプレッサの摺動部分から発生した摩耗粉 … 粒径が数十μmより大きいものは,レシーバードライヤ内のストレーナ・フィルタで捕集されます
・水分 … レシーバ内の乾燥剤で吸収されます (最近は,冷媒充填時に,水分が入りにくいので,廃止されてきました)
・水分とオイルが化合して発生した水和物 … 主に熱交換器の内部に貯留します

ここで水分は,エアコンを使用中に入ることはまずありません。冷凍サイクルの圧力の方が,大気圧より高いためです。

上記の不純物をガス状態の冷媒で取り除くことはできません。いずれも冷媒より比重が大きく,ガスを移動させても,不純物は移動しないからです。このため洗浄には,必ず液状態の冷媒を使います。つまりガスだけをクリーニングできる方法はありません。

●エアコンの整備は信頼の置けるディーラにて
ガソリンスタンドの多くは,非常に経営の苦しい状況です。このため本来してはいけないエンジンオイル,ブレーキオイル,ATFなど交換をおこなったり,エアコンの冷媒を追加充填することがあります。残念ながら,その多くが,トラブルの原因になっています。このため自動車会社では,下記の対策をしています。

・エンジンオイルの交換時期を長くする … 1.5万キロ (欧州は2.5万キロ)
・ATF交換は10万キロ
・CVTF交換はなし … 交換不良
・エアコン冷媒 … サイトグラスを無くして,追加充填禁止

冷媒回収器,冷媒充填機を有している信頼の置けるディーラで,エアコン冷媒を充填してください。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2010.7.15 21:27

丁寧な回答なので貴方にBAを!ありがとうございます!
他の方もありがとうございます!感謝!

その他の回答 (3件)

  • どこからそのような知識を?完全に間違ってますが。(そもそも、エアコンシステムを理解している方であれば、このような質問はしません)どこかのGSのセールストークレベルなら話になりません。

    エアコンガスが抜ける原因は漏れがあるから。基本的に漏れません。
    漏れる所も車種によりけり。大体がエバポレーターやコンデンサー。Oリングから漏れる事はあまり無いです。
    なので、本来はガス補充する事さえ必要無いのです。

    ガスクリーニングなんて胡散臭い事やるのはGS位ですね。エアコンシステム上にフィルターが付いてますので、余計な事をする必要はありません。第一、外気とガスが接する事は無いので、最初にガス充填する時以外に水分や不純物が入る事は物理上ありえません。なので、ガスが汚れる事は無いのです。仮にガスが汚れている場合には他に原因があるので、ガスクリーニングをしても意味がありません。

    少し前のエアコンシステムであればサイトグラスという物が付いていたので、大体のガスの量は把握できました。


    それと、エンジンオイルでも何でもそうですが、「汚れたら何が悪い」の説明は出来ますか?
    殆どの方は何かに影響がある位の説明しかできないでしょう。
    エアコンガスに関しては上にも書きましたが「汚れません」。
    エアコンガスが汚れると言う表現をする人がいたら、その人は「無知」です。

    きちんと勉強すると解りますよ。

  • 割りに合わないのはシーズン中にそれほどオーダーがないからリース代を回収できなのでしょう。
    お客様に必要性を訴えてもクリーニング代を聞いてやらない客が多いからです。
    年々コンプレッサーの稼動性も落ちていきますし、クリーニングして綺麗なガスと新しいエアコンオイルを充填することはエアコン作動時の燃費ロスや加速不良を改善できます。
    補充は普通の作業ならゲージが付いた道具で作業しますのでシステム内に十分なガスがあれば極端に過充填てことはありません。
    また、新車でももともとガスが少なめに充填されてますので新車でも補充できてしまいます。

  • 昔ほど ガスが抜ける頻度が少なくなりました 機械的な精度が 上がったためでしょう それと 後付のエアコンもなくなり メーカー標準になりましたので 取り付け精度も上がりました
    レシーバーに不純物除去のフィルターも付いていますし 冷却性能自体に不満もでなくなりました よって クリーニングで冷却性能が 回復します 是非どうぞ ということもなくなりましたし エアコン自体が悪くなる前に 車の買い替えサイクルが 早いです そのような理由で クリーニングを勧めている業者は見ないですね
    充填量ですが ガス圧の測定で 有る程度わかりますよ

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