コンパクトカーは基本的にハッチバックですが、たまにそれをベースにしたセダンが出ることがありますよね。（フィットに対するグレイスとか）

Question

単にそっちの方が人気のある地域（国）があるというだけで特に利点とかはないのですか？
そういえば教習車は（特にアクセラ）セダンが多いですが何か理由があるんでしょうか？

Answer 1

セダンを好む人にとってはセダンの形は利点になります。静粛性とか、荷室と隔離されることによる快適性とか、ハッチバックと比較してボディ剛性が高いことによる乗り心地の良さを理由に挙げる人が多いです。

また、営業車として使う場合はフォーマルなイメージのあるセダンが好まれること、教習車として使う場合、小型のハッチバックは全長4.4m以上という教習車の寸法の法定要件を満たさない場合が多いためセダンにせざるを得ないことも、セダンがラインナップされる理由です。グレイスにも教習車仕様がありました。

マツダが作っていた教習車はアクセラセダンをベースに作られていました。ハッチバックも少数あるんだけど、特注品みたいなもんかと思われます。

アクセラの生産終了後は、わざわざタイからマツダ2セダンを輸入して教習車の装備を架装したものを作っています。マツダ3は販売価格が高く、ボディも大きくなってしまい、デザインのために視界が良くないので教習車に向かず、かといってマツダ2のハッチバックだと小さすぎて教習車に求められる法定要件を満たさなくなってしまうことが理由です。