レクサス CT のみんなの質問

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レクサスCTに3.5ℓがあったら売れてたと思いますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

売れなかったと思います。
これを購入するオーナー像がどんな人なのかが想像出来ません。

少なくとも、レクサスのV6 3.5Lエンジン搭載車は、いずれも不人気グレードです。(IS350、RC350、現在はありませんが、GS350、先々代RX350)

この質問を見て、トヨタのブレイドマスターを思い出しました。

かつて、カローラスポーツの先祖にあたるオーリスの上級車にブレイドという車がありましたが、このブレイドに搭載していた直4 2.4Lエンジンに対して、当時のハリアー、エスティマの上級グレードに搭載していた280PSを発揮するV6 3.5Lエンジンを換装した車でした。

当時、オーリス(海外ではカローラとして販売)のライバル車のVWゴルフにV6 3.2Lエンジンを搭載したゴルフR32というホットハッチモデルがあり、トヨタも「うちでもあんな車を作ってみよう」という具合で作ったようなイメージかな、と思いましたが、実際には全然違う車でした。

トヨタは小さな高級車として、クラウン辺りのオーナーのダウンサイジングのニーズに合わせて、新しい顧客を掘り起こそうとしたもので、スポーティーというよりも、大排気量エンジンの余裕ある出力とV6エンジンの静粛性を売りにした車でした。

そして結果ですが、大失敗でした。
新しい小さな高級車として売りだそうとしていた割には、内外装の見栄えはブレイド同様のオーリス上級版のレベルに過ぎず、高級車のそれには見えませんでした。

また、中小型FF車用プラットフォームに大きくて重いV6エンジンを搭載したので、極端にフロントヘビーな重量バランスの車となり、曲がりにくい車でした。

さらにAWDではなく、FFのみの駆動方式としましたが、3.5Lエンジンの強力なトルクを受け止めるには厳しく、少し乱暴なアクセルワークで運転するとトルクステアが発生する為、高級車としての乗り味にも欠けるものでした。

そんな車でしたから、小さな高級車を求めるユーザーから見向きもされず、ほとんど売れない希少車になってしまい、次のオーリスのフルモデルチェンジではブレイドとともにブレイドマスターの新型は登場しませんでした。

ブレイドマスターが登場した4年後に、レクサスCT200hが発売されます。
CT200hはプラットフォームこそオーリスのものでしたが、サスペンション形式はオーリスのものではなく、上級のブレイドと同じものでした。

そしてCT200hの商品企画は、ブレイドマスターの失敗例を生かしたものとなりました。

パワートレーンには燃費性能が高く、街乗りで運転しやすく静粛性にも優れたハイブリッドシステムとし、内外装はレクサス品質のレベルへと磨きあげられました。

小さな高級車というよりは、既存オーナーのセカンドカーのニーズとブランドのエントリーカーの位置付けとなり、大ヒットとまではいきませんでしたが、発売当初の販売は好調であり、ある程度成功したと言えるものでした。

無理やり大排気量エンジンを搭載して大失敗したブレイドマスターの教訓を生かしてのCT200hだったと思います。

なので、3.5Lエンジンを搭載しても、そこにはターゲットユーザーはいない、と考えます。

その他の回答 (1件)

  • ISでも売れ筋は2.5ハイブリッドなので売れて無いと思います。

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