自動車業界、というか軽自動車について質問させていただきます。 軽自動車って日本でたいへん人気で、新車登録の約4割を占めるそうですね。

Question

小回りはきくし、維持費も安いし、装備も普通車に負けてない、唯一の不安材料は万一の事故の時くらい、とたいへん優秀であります。
でも実は軽自動車って実はほとんど日本でのみ売られている、海外では販売されていないと聞きました。
なるほど、国の広大な土地だったり、いろんな事情があるのでしょう。
ところで質問というのは、なぜ軽自動車は海外では販売されていないのか、……ではなく、
ふと思ったんです。
逆に日本で人気の海外メーカー、フォルクスワーゲンだったり、ＢＭＷとかなどなど、
日本で軽自動車を売ればそこそこ売れそうな気がしますが、それをしないのはなぜですか？？
ダイハツと同型車の、エンブレムをトヨタにしたのを好む人が多くいるそうです。
『ベンツの軽自動車』『ＢＭＷの軽自動車』って乗っててカッコイイ気がします。
海外メーカーにとってみれば、日本で売るため『だけ』に軽自動車を開発、販売するのは割に合わないってことでしょうか。
長文すみません、軽自動車についてふと疑問に思い、質問させていただきました。
よろしくお願いします。

補足

皆様たいへんわかりやすい、詳しい回答をこんなにいっぱい本当にありがとうございます！ 日本の軽自動車って、ひと昔前、ふた昔前？はどちらかというと、乗ってて恥ずかしいというか、すぐ後ろから煽られる、そんなイメージがあったらしいですが、すっごい技術が進歩し、今では日本が誇る素晴らしいクルマなんですね。 皆様ベストアンサーです、ひとつに絞り込むのは非常に困難です。本当にありがとうございます。

Answer 1

一つは、日本の軽自動車に対抗できる技術を持ってないからです。
BMWのMINIですら、最初のモデルは酷かったです。故障のオンパレード。
高級なセダンを作るメーカーは、コンパクトで丈夫で経済的な車を作るのが苦手のようです。
ベンツはスマートというブランドでスイスの時計会社と共同で軽自動車並みのコンパクトカーを作ってますが、日本の軽と比べると酷いものですよ。
しかし、作ったという事は、どこかにその需要があるという事。
ヨーロッパでは、日本と同じように狭くて細い街並があります。フィアットのパンダなどが売れたように需要はあるのですが、軽自動車の規格内ではヨーロッパ圏の安全基準に適合しないのも作らない理由の一つです。

Answer 2

専用ボディに専用エンジンとなり非常に高コスト。
しかも輸入しなければいけない。
日本の軽自動車にはとても太刀打ち出来ない。

Answer 3

日本でしか需要がない車を開発するのには、コストがかかりすぎるから。
一般企業は、慈善事業ではないですよ。

Answer 4

海外のメーカーに軽自動車の規格で日本の軽と同等の品質、クォリティーの車は作れません、増してや同等価格でとなれば尚更。
仮に出来たとしても日本でしか通用しない車に多額の開発費を掛けても回収など到底出来ない訳で。
ガラパゴスと言われ独自の進化を続ける軽自動。これは外圧なら負ける事なく守り続けるべき文化だと私は思ってます！

Answer 5

過去にはスマートに軽自動車枠に入った物が有りました。
がたいして売れませんでした。

①に日本の様な小さな市場用に、特別に車を造るメリットは一切あり
ません。もし中国なら可能性は十分ありますが・・・

②我が国の軽自動車の技術が高すぎる。アルトなんて100万円程度で
100㎞/hでエンジン回転数は、2,200回転程度です。
実際ドイツ御三家ですらCVTに挑戦し失敗し撤退しています。
更にスマートが我が国の市場に参加した時も、我が国には強力過ぎる
ライバル（軽自動車）がある。とマスコミに言われた程です。

登録車では欧州車に全くかないませんが、軽自動車の高い技術は我が
国の独壇場です。この２つの理由で輸入車が我が国に入る可能性は０
です。

スズキとダイハツは我が、国屈指の技術を持っている。んですよ。

Answer 6

かつて、メルセデス・ベンツがスマートKを導入していましたが、結局は売れず軽規格からは撤退しています。

専用にフェンダーを詰めて横幅を軽規格内に収め、標準800cc→600ccへダウンして、日本専用にかなりコストをかけたモデルでした。

結局のところ、軽自動車の魅力は税金などの諸経費が安いということであり、メルセデス・ベンツを購入する顧客の2台目以降シティコミューターとしては、そのメリットは薄かったということになります。

BMWにもミニのブランドがありますが、これもモデルチェンジの度に大型化しており、今では決して「ミニ」とは呼べない大きさです。（オールドミニは軽サイズ）

軽は世界的にもミニカーと呼ばれるジャンルにありますが、衝突安全性が確保出来ないのが最大の欠点であり、大メーカーでは死んでもそんな中途半端な車は設計できないということです。

軽も普通車と同じ日本の衝突安全基準をクリアしているという人がいますが、日本の基準は世界から見たら甘々で、しかも検査項目は少なく足りないのです。横転テスト（エルクテスト）などは無いでしょ、海外ではこれ完全なアウトです。（だから販売出来ない）

実際、ダイハツやスズキは日本の軽よりも横幅を拡大したミニカーを東南アジアでは販売しています。これは、メーカーですら側面衝突や横転にはその幅が必要だと言っているようなもの。

日本の消費者は、安全性を無視されて完全に馬鹿にされているのです。

最近、ドラレコの普及により衝突事故のシーンを見る機会が多くなっていますが、交差点の出会い頭で軽が衝突した場合、例外なく横転もしくはかなりヨタって横転しそうになっているところを注目して見てみてください。ましてや、スペース効率が優先で重心が高いハイトワゴンが人気なのですから。

スマートも当初、横転の危険性が指摘されました。

EUでスマートが売れていたことから、トヨタは同ジャンルへiQを発売しますが、鳴かず飛ばずで結局は1代限りで消滅しています。スマートも、次期モデルでは消滅が噂されています。

このサイズ、販売台数が少なく商売としては成り立たないのです。

Answer 7

軽自動車は日本独自の規格でありガラパゴス化している状態。
但し他の回答者も書いている様に、エンジンの排気量を1,000cc～に引き上げ輸出されていた車種もあれば、排気量だけでなくボディサイズも広げて海外販売されている車種もある。
ある意味で排気量up&ワイド化が得意なスズキ。

逆に海外メーカーの参入は採算が合わない等の様々な理由もあれば、日本限定となってしまうため。
それならOEMの方がコストは掛からない･･･で失敗したのがスズキとシボレーでは。
軽自動車では無いですが(笑)

Answer 8

軽は日本独特の物で税金などが安い。
昔は軽のボディに1000ｃｃエンジンを載せて輸出いていたことがあります。
外車で軽はスマート２人乗りがありましたが（元々普通車で横幅を軽に合わせた）
余り売れなかった。
他国が日本向けに軽を造っても国産より良い物ができませんので、そんなことはしません。（造っても価格が高くなる）

Answer 9

国内では軽自動車に恩恵がありますが
海外はそのような恩恵はありません
単なる小さい車で危ない車と思われてます
ベンツの軽自動車
日本のホンダはN-BOXが国内ではバカ売れしてますが
ホンダ全体の売り上げとしては数％ぐらいしかありません
メーカーにとっては軽自動車は儲かる車ではないのと
やはりブランド戦略的に向かない車です

Answer 10

高級志向が最大の売りです。

ワーゲンバスはありますけど。