ホンダはジュネーブモーターショーにおいて、フルモデルチェンジしたミドルサイズSUV「CR-V」のほか、小型ハッチバック「ジャズ(日本名:フィット)」をSUV風に仕立てた「ジャズ Xロード」などを出展した。
一番の注目はなんといっても新型CR-Vだろう。2011年にデビューした先代は同カテゴリーのベストセラーとなり、収益面でも大きな貢献をしてきた。それだけに、7年ぶりに全面刷新は、メーカーにとって失敗の許されないチャレンジとなる。
新型CR-Vは、先代よりボディサイズをわずかに拡大。ホイールベースを延長したことで、スペース効率をさらに改善している。最近のホンダ車に共通のマスクを採用し、ワイド感を強調したフロントデザインもアピールポイントだ。
パワーユニットに関しては、1.5リッターVTECターボのほか、2リッターエンジンにふたつのモーターを組み合わせたハイブリッド(i-MMD:インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ)仕様が初めて欧州でも販売される。