スパイスクープなどから登場が確実視されていたメルセデスAMG GTの4ドアクーペ・モデル「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」がジュネーブショーでワールドプレミアされた。欧州では今夏からセールスが始まる。
特徴的な縦ルーバーを持つパナメリカーナグリルや、パワーバルジのあるエンジンフードなど、フロント側は2ドアクーペによく似ているものの、なだらかに落ちていく後方のルーフラインや、6ライトのウィンドウグラフィックは大きく異なり、サイドの大型エアベントも付かない。尻下がりのテールエンド処理も、力強さを強調した2ドア版と異なり、よりエレガントな印象を醸し出している。また、リアシート配列はラグジュアリーな2座独立式と、左右非対称可倒式のベンチシートが選べる。ラゲッジスペースは395Lで、非対称可倒式のベンチシートはフォールドさせると1324Lの大容量になる。