BMW 5シリーズにクリーンディーゼル+4WDの523d xDrive追加。4WDレンジ拡大路線は加速する
掲載 更新 Webモーターマガジン 文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
掲載 更新 Webモーターマガジン 文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
2019年7月26日、ビー・エム・ダブリュー(BMW)は5シリーズにディーゼルエンジンと4WDを組み合わせたグレード、523d xDrive M Spiritを追加した。
5シリーズの4WDモデルの車両価格帯が拡大し、選びやすくなった
BMWのミドルレンジを担う5シリーズは、同ブランドのスポーツ性を持ちながら、ビジネスシーンにも対応するフォーマル性も併せ持つ。2017年にフルモデルチェンジした現行の第7世代は、水平方向へ伸ばされたキドニーグリルとヘッドライトによってワイド&ロー感を演出、一層スポーティなデザインとなっている。
この5シリーズのセダンとツーリングに、クリーンディーゼルエンジンを搭載したグレード「523d」がラインアップされてきた。190psを発生する2L 直4ディーゼルターボエンジンは、400Nmの最大トルクを1750~2500rpmという低回転域で生み、低速走行から高速走行まで安定してパワーを発揮する。8速ATを組み合わせた後輪駆動(FR)モデルとして従来から親しまれてきたグレードだ。
そして今回、この523dにBMWの四輪駆動システムであるxDriveを組み合わせた「523d xDrive M Spirit」を追加と発表された。
Mモデルを除く5シリーズの中で4WDモデルを選ぼうとすると、これまで3L 直6ガソリンターボ搭載のアッパーグレード「540i xDrive」かしか選択肢がなく、その車両価格は1000万円を超えてしまっていた。しかし、今回の追加グレードはセダンで750万円/ツーリングで782万円とし、選択の幅を広げてきた形だ。
また、車名を見るとわかるがMスポーツではなく「Mスピリット」と入っている。これは5シリーズのスポーティな走りを際立たせたグレードのひとつで、Mスポーツサスペンションや専用ハンドル、18インチのアルミホイールなどを装備する。
Mスポーツグレードと異なり、アダプティブヘッドライトやパーキングアシストプラス、電動式チルト&テレスコピックのハンドル、電動フロントシートなどを省いたり、オプションに切り替えられたモデルとなっている。
BMW 523d xDrive Mスピリット 車両価格(税込8%)
セダン/右ハンドル:750万円
ツーリング/右ハンドル:782万円
BMW 523d xDrive Mスピリット 主要諸元
●全長×全幅×全高:4945(4950)×1870×1480(1500)mm
●ホイールベース:2975mm
●重量:1750(1840)kg
●エンジン:直4 DOHC ディーゼルターボ
●排気量:1995cc
●最高出力:190ps/4000rpm
●最大トルク:400Nm/1750-2500rpm
●トランスミッション:8速AT
※()内はツーリング
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
BEV販売台数が100万台に到達! MINIは新型予告! BMWグループ「2024年第1四半期の販売台数」を発表
ホンダが斬新“タテ目”の「新型スポーティSUV」実車初公開! 光り輝く「インテリア」は高級感アリ! “超静音”実現した「新型Ye S7」北京で初披露
復帰戦の元王者ゴメスが鮮烈ポール獲得の週末は、逆転の新鋭がキャリア通算2勝目を記録/SCB第3戦
【MotoGP】好調確信ビニャーレス、スペインで連勝なるか? ライバルは「マルケスとバニャイヤが強いだろう」
【F1第5戦無線レビュー】苦戦予想を覆し、2位表彰台を獲得したノリス「結局は最高のレースをしたってことだ」
ランドローバー、プレミアムコンパクトSUV「ディスカバリー スポーツ」2025年モデルの受注を開始
ホンダ新型「ヴェゼル」発売! オシャレ仕様「PLaY」何が変わった? ガソリン車が異例の4WDのみとなった理由は?
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「モビリティサービスのリ・デザイン最前線~ライドシェアは幸せの量産をもたらす魔法の杖なのか~」
スーパーGTが予選方式を微調整。Q1基準タイムの撤廃で、ピットスタートのリスクが軽減
24歳の元Jr.ERC王者マルティン・セスク、今夏のポーランドとラトビアでフォードからラリー1挑戦へ
「360チャレンジ ストラダーレ」が4700万円オーバーで落札! レーシングモデル由来のハードコア・フェラーリはいまだ人気衰えず
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.4.27)